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辻たまき

言葉と心を磨く話し方レッスンで人生を輝かせるプロ

辻たまき(つじたまき)

オフィスSoleil(ソレイユ)

コラム

明治生まれの祖父から学んだこと

美しく生きること

2016年5月9日

今日5月9日は祖父の命日です。
語呂合わせが好きな私は『ご苦労さま』・・・と、覚えました。

祖母と同じ93歳まで長生きしてくれた祖父。
明治、大正、昭和、平成の時代を生き抜くってすごいこと。
いつも矍鑠(かくしゃく)として、威厳がありカッコいい人でした。
そう口数は多くないけれど、その分時々口にする言葉に重みがあり
ちゃんと聞かなくては・・と子供心にも思っていたものです。

友人からは、
私が家に帰ったら「たまき、帰ってきたか。そこに座って挨拶しなさい」と言って
床の間の前に着物で座っていそうなおじいちゃんだと言われていました(笑)

年をとってもいつも身なりをきちんと整え
食事をする時も背筋を伸ばし
規則正しい生活をしていた祖父。

また同年代のお年寄りと話すより
若い人と話をすることが好きでした。

ある時それはどうしてかと尋ねると、
「年より臭いのは苦手じゃ。
若い人と話をすると楽しゅうて元気になるからなぁ」と言っていました。

「若いもんには負けられん」これも口癖でした。
派手な色のジャンパーを着て、80歳を過ぎても
原付バイクで遠くまで行っていた祖父の姿にひやひやしながらも
「カッコいいなぁ」と思っていたものです。

最後は病で入院しましたが、それはほんの短い間。
それまではとても元気で若々しかった祖父。

自分の足で行きたいところに行き、
話したい人と話し
おしゃれをし、
食事を美味しく食べ
規則正しい生活をする。


明治生まれの祖父の生き方は
シンプルですが理想的。

情報にあふれ、常にたくさんの選択肢と向き合って生きる時代でも
これだけはベースに置いておきたいなと思えるものばかり。

あれからもう20年以上経ちますが、
祖父と暮らした日々の記憶は私を大切な原点に戻してくれます。

特別目立つことをしようと思わなくてもいい。
一日一日を大切にして真心こめて物事と向き合って生きる。
そんな積み重ねをしていくことが美しく生きるということかなと思います。

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2018-09-04
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