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佐伯泰弘

住宅に地盤が原因で発生する問題解決のプロ

佐伯泰弘(さえきやすひろ)

ソイルクリエイト

コラム

液状化による不同沈下

2013年12月21日

不同沈下の原因の一例である地震時の液状化について
 私は、30年前に秋田県で発生した発生した日本海中部地震から、被災した現地を多く見てきました。  特に2000年に発生した鳥取県西部地震からは、実際に被災した建物の復旧工事に携わるようになりました。 不同沈下を発生した原因としては、地盤が地滑り的な動きをしたり、擁壁等の損壊による場合や、津波によるケース等もありましたが、やはり、液状化によるケースが多かったと思います。液状化は、土質や地下水位の条件がそろえば、どこででも発生する可能性があります。私も、当初は、地下水位の高い平野部の軟弱地盤地帯で、発生する現象だと思っていましたが、2007年;新潟県中越地震、2011年;東北地方太平洋沖地震では、傾斜地(山地、丘陵地)の造成地で発生しているのを確認しました。
 また、特殊な事例として、以下のようなケースもありました。
  ・液状化の発生しない比較的安定した粘性土地盤で、一部軟弱な箇所を、地盤補強として砂質土で置換   した部分で発生
  ・池を埋め立て造成した場所で発生
  ・下水管等の地下埋設管の砂による埋め戻し部分で発生

 液状化により不同沈下を発生した建物について、依頼を受けたほとんどの物件で、水平化の補修は可能でした。ただ、予算の関係で、再度の液状化に対する補強として杭を設置したケースと、そうでないケースがありました。後者の場合は、再度の液状化で、再び不同沈下を発生する危険性は残っています。

  液状化の発生を根本的に防止することは、かなり困難ですが、地下水位を下げたり、地盤改良を行うことにより、そのリスクを低減することは可能です。ただ、地下水位を下げる場合は、不同沈下の原因となる地盤地下の危険性があります。また、個別の宅地建物に限定した対策では、上下水道や電気等のインフラ被害には対応できず、ある程度のエリヤでまとまった対策が必要ではないかと考えてます。

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