顧客に寄り添い、知識と経験に培われた幅広い提案力と対応力で「夢を形に」する（1/3）

「思っていたのと違う」といった仕上がりにならないよう、細やかにヒアリングを行い提案

　住居・店舗・オフィスの新築・リフォームを手掛ける「彩美工務店」（岡山県倉敷市新田）。一戸建てなどの外壁・屋根塗装、水回り、部屋の改修など幅広く対応しています。最近は新型コロナウイルスの影響で、住まいにテレワークができる書斎を設けたり、店舗の換気設備を整えたり、オフィスでは蛇口に触れずに済む自動水栓の工事が増えているそうです。

　代表の山下勝利さんがこれまで携わった案件の中で忘れられないのは、2018年、倉敷市真備町地区を襲った西日本豪雨で被害を受けた家の修復です。2階まで浸水しており、とても大掛かりなものでした。
　「被災した方にはかける言葉もないような状況で、心が痛みました。何とか早く元の生活を取り戻してほしい、その一心でした。工事が進むにつれお客さまの表情も変わってきて、完了したときには笑顔で喜んでいただけたのがうれしかったですね」

　山下さんが普段から心がけているのは、「自分の家だと思って話を聞き、提案・工事をする」ということ。建物の構造や予算の関係などで、できないことがある場合は曖昧にせず正直に伝えるようにしています。
　「できあがったときに、お客さまが『思っていたのと違う』と感じるのをできるだけなくしたいんです。新築であればお客さまの生活スタイルやご要望を詳細にお伺いして、間取りなどを決めます。リフォームはただ単にきれいにするだけではなく、今困っていることを解消する目的もあるので、使いにくいところや不便に感じていることを言っていただき、きちんと反映していきます」

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