心身の調和こそ、前向きに生きる力の礎です（2/3）

大自然のエネルギーで心身のバランスを整える

　武用さんがロミロミに出合ったのは、今から16年前。独立開業を志し、会社勤めの傍ら足裏マッサージのスクールへ通っていたときのことです。「あらゆるマッサージの中で、私はロミロミが一番好きなの」――。講師の何気ない一言が心に留まり、学び始めたのがきっかけです。とはいえ、手技が中心の一般的なサロンマッサージとは一線を画すロミロミ。その根底にハワイアンたちによって受け継がれてきた精神思想があり、当時20歳代前半の武用さんには、その考え方をなかなか理解することができなかったそうです。けれど、それがかえって武用さんの好奇心を刺激します。
　「教わること一つひとつが、なぜか心に引っ掛かって。その本質を知りたいと、幾度となくハワイに足を運びました。でも。そうして現地の文化や大自然に触れ続けていると、不思議な力に突き動かされたり、摩訶不思議な現象に出合ったりすることが本当にあるんです。そんな中で、少しずつその“何か”が理解できるようになっていきましたね」
　ロミロミが単なるマッサージではなく、自然の尊厳や人間のあるべき姿を根底から見つめた究極のヒーリングであることを自らの体験から会得した武用さんは、その後2001年に「ぷめはな横浜磯子店」を開設。その後ご主人の転勤に伴って岡山に拠点を移しましたが、今も折ごとにハワイを訪れ、そのスピリットを学び続けながら施術に臨んでいます。

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【次ページ】余韻に癒やされる、究極のハンドマッサージ

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