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光畑浩美

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コラム

キーボードピアノには、手製の袋が必需品?

2010年11月10日 / 2014年7月3日更新


【 文: 増田真由美  編集: 光畑浩美 】

一日体験会に参加されなかった U さん。

開講日の当日、鉛筆とノートを用意して座っていました。

受付で入会の連絡はあったものの、お年寄りの男性・・
私も少々不安でした。。。。

ところが、意欲満々!

他の人のキーボードを覗いて、
「 はあはあ。これは、YAMAHAですね、、こちらは、CACIO、、、 」

なんだか、頭にメモをしてます。

「 あわてて、買わなくってもいいですから。様子をみながらで良いですよ。 」

と、声を掛けました。。。

さて、第2回目の講座日。
U さんの姿が見えません。  

皆さん、心配しています。

U さんは、「 4月に奥さんを看取って、介護生活から解放された 一人暮らし。 」
と、自己紹介していましたから・・・

始まって10分後、後ろの入口開き、Uさんが、入ってきました!!

手には、ブルー地のキルティング布の、キーボードケースを持って、立っています。

「 えっ?買ったんですか? 」   「 あっ!ふくろ、作ったんですか? 」

「 奥さんに作ってもらったかしら? 」  「 ほら(コラッ) 亡くなったって言ったじゃない! 」 

皆さん、あっという間に、彼を取り囲んでいました。

「 先生、車の調子が悪くて遅れてしまいました。すみません。 」 と、姿勢も礼儀も正しい U さん。

ここからは、私と Uさんの 会話。

「 キーボード、買われたのですか? 」

「 はい、こちらは小さい方。置いとく方。家用のは、電気が光って、これより大きいです。 」

「 えっ? 2つ買われたのですか? 」

「 ハイ。2台なので、サービスしてくれました! 」

「 それから、これ(手作りの手提げ)、どうしたんですか? 」

「 はあ。自分で作りました。 」

「 ええっ!! 」  
「 はい。大正生まれは、何でも自分でするんです。 」

すべて、事もなげに話されました。

この、手提げ袋、スカイブルーの生地。
仕上げがていねい!

端ミシンをかけ、底はマチにして、バイヤステープで処理。
なんと、持ち手も、握る部分を縫い合わしています。

一同、ア然と感心して、練習は長く中断。

。。。。。。。。

実家の母に、この事を伝えると、

「 私、もう70過ぎたから・・って、もう 言わないようにするわ。 」 と。

やはり、年齢に関係なく気持ちが大切ですね!

増田真由美先生 http://pro.mbp-okayama.com/piano/service1/#84
ますだブログ http://rakurakupiano-k.cocolog-pikara.com/blog

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