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光畑浩美

音楽を「魂の薬」として生きる力に繋げるプロ

光畑浩美(みつはたひろみ)

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コラム

趣味の話で、仲間入り?

【 実話:その他 】

2010年11月4日 / 2014年7月3日更新


【 文: 松森博美  編集: 光畑浩美 】

60代の男性が、レッスン見学をしている。

彼を迎えるために、受講生全員の自己紹介が始まった。

ところが、彼は自分が話しをする時以外は、ずっと下を向いている。

他の受講生は、彼の顔を見ながら話をしているのに、全く目が合わない。。。

彼が居る場所だけ、明らかに空気が違う。
『 どうやって、和んでいただこうかしら。。。? 』

まずは講座の終了後、彼に声を掛けてみた。

「 お仕事は何をされていたのですか? 」
「 農業です。 」 と彼は答えた。

そのうち、農業の話から、四国八十八カ所のお遍路さんの話へと進んでいった。

彼はいつも、歩いてお参りをしているそうだ。
そのお蔭で、土地のいろいろな人との出会いがあるという。

梨をむいでくれた人、バス停まで送ってくれた人、お店のお弁当を分けてくれた人。。。
出会う人みんなが挨拶をしてくれるという。

いつの間にか、周りの講座生達も、彼の話を聞いていた。

得意そうに語る彼が最後にこう言った。

「 歩いても、自家用車で行っても、お参りした恩恵は変わらないかもしれないけれどね。 歩くからこそ、記憶に残っているよ。 」 と。

やはり彼も、人との出会いを求めて講座に参加されたのだろうか。。。?

ピアノのレッスンも大切ではあるが、人の話を聞くことで、人が集う場所が出来てくるのだと改めて感じた。

松森博美先生 http://pro.mbp-okayama.com/piano/service1/#84

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