楽しく生きるためのライフプランを提案（2/3）

お客さまの気持ちに応えたい

　松田さんの真骨頂は、銀行や不動産会社、税理士事務所などに勤めた経験を生かして、多方面から考えるトータルなコンサルティング。保険など商品販売をしない中立の立場で、一人ひとりのお客さまに最適なプランを提案することを心掛けているそうです。
　セミナーでも対象の年齢別に、講演する話題がタイムリーなものになるよう気をつけています。新入社員のためのマネープラン、住宅ローンや子どもの学費で一番お金がかかる40代、50代の資金計画、退職前の方のリタイアメントプランなど、それぞれの立場で必要なことはまったく違います。同じ会社から、世代ごとに講演を頼まれたこともあるとか。「いろいろな立場を経験していますので、お客さまの気持ちが分かるんです。その気持ちに応えられるよう知恵を絞っています」
　松田さんは、様々な職歴での実務経験が強みです。ローンの繰り上げ返済では、一般的には高い金利のものからですが、実務面では違う場合もよくあります。金融機関の出した案より100万円以上利息を減らす提案をしたこともあるとか。「人生を楽しむためには、今後のライフプランを考えて資金を『どの時点で』『どう使うのか』『何のために使うのか』をはっきり認識することが重要です。そのプランに余裕を生み出すアドバイスにも、もちろん手は抜きません」とにっこり。
　松田さんは、幸せとお金のバランスをとり、お客さまのしたいことを実現する手伝いをしたいと願っています。

＜次ページへ続く＞

【次ページ】喜んでいただくために全力

次のページへ