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松井朋美

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松井朋美(まついともみ) / 整理収納アドバイザー

整理収納サポート にこぴか 

コラム

【書籍感想】一生使える整理力が3週間で身につく本

2020年3月30日 公開 / 2020年3月31日更新

テーマ:片づけ本発掘

コラムカテゴリ:くらし


【一生使える整理力が3週間で身につく本】
佐藤亮介 著


著者である佐藤亮介さんは、元々モノが捨てられない方だったそうです。

とある出来事をきっかけに片づけに目覚めたものの、(失敗じゃなくて)試行錯誤の繰り返し。
その経験から「捨てる」と「収納術」から始めない片づけ術を提唱されています。


内容としては

・整理、収納、片づけの基本的な説明
・具体的な整理の仕方と考え方について
・ストレスのないシンプル収納について
・片づけを持続させる方法

など、細かく分かれて書かれています。


面白いのが、ここまで整理について書いてあるのに
「まだ捨てないでください。」
と、何度も書かれていること。


その理由もちゃんと書いてあって、最終的にGOサインを出すタイミングも絶妙です。


ただ・・・

男性の書いた本だからでしょうか。
実例とか、例えの内容が仕事場(っぽい場所)に関してのことが多いんですね。


そのため一般家庭の収納にイメージをつなげるのは難しいと感じる方がいるかもしれません。


そしてイラストや写真より、文章の方が多いのでね。
目で見て理解というより、読んで納得といった感じでした。


実を言うと、我が家はこの本で救われました。


というのも、長男が産まれ、家事育児に奮闘していた頃の私。

料理も子どもの相手も苦手で、なにをどうしたらいいのか分からない毎日の中、唯一できたことが「片づけ」でした。
(子どもの頃から部屋の模様替えと収納を考えるのが好きだったのです。)


そして長男が成長するにつれておもちゃの数が増え、そろそろ数を減らさないと・・・と思ったときに最初の壁が。


そうです。

長男の
「全部いる!」
という言葉に、途方に暮れてしまいました。


それでも独学であれやこれやの方法を試し、ことごとく失敗していた私。


そしてある日
「ときめかないものは処分」
という内容の本に出会い、早速実践するも撃沈。

(当時小学生低学年だった長男にとっては「ときめくって何?」状態だったみたいでした。)


自分のことなら問題ないのに、長男のことになると全くうまくいかない現実に
「どうしたらいいんじゃろう・・・」
と、泣きそうになる毎日でした。


でも、その本の後ろの方に書いてあったのが「整理収納アドバイザー」という資格。
「この資格の勉強をすれば何かヒントが得られるかもしれない」と思い、岡山で開かれる講座を探して申し込みました。


そして待ちに待った講座の日。
その教壇に立っていらしゃったのが、この本の著者である佐藤先生でした。


当時は
「使わないモノは捨てる」
という考え方が主流だったのですが。

佐藤先生は
「無理に捨てなくてもいいのです。」
と、はっきり言ってくださいましてね。


「え?何で?」
「捨てずにどうやって片づけるん?」
と思いながら学んだのを覚えています。


この日、私は整理収納についての理念だけでなく、相手に寄り添うことの大切さも教えていただきました。


その後、この本を出版されると聞き、即購入。


何度も何度も読み返しました。


そして、(当時片づけに全く興味がなかった)夫に
「騙されたと思って読んでみて!」
と言って渡してみました。


結果

「あんたがいつも言っている意味がやっと分かった。」
と言い、それからは片づけに協力的になったのです。


結婚当初は(片づけどころか)家事も育児も丸投げだった夫を変えた1冊。


文字を読むことが苦手な方には不向きかもしれませんが・・・

・「使わないモノは捨てる」ということに抵抗がある方
・片づけなきゃと思っているけど、なかなか行動に移せない方
・「なんで片づけないといけんの?」と思っている方
・感覚ではなく、理論で整理収納を理解したいという方
・職場環境を整えたい方

という方には参考になる1冊だと思います。


参考記事
片づけ本、どれを選んだらいい?

この記事を書いたプロ

松井朋美

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松井朋美(整理収納サポート にこぴか )

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