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松井朋美

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松井朋美(まついともみ) / 整理収納アドバイザー

整理収納サポート にこぴか 

コラム

【書籍感想】気がつけば、ずっと無印良品でした

2020年3月16日

テーマ:片づけ本発掘

コラムカテゴリ:くらし

気がつけば、ずっと無印良品でした
【気がつけば、ずっと無印良品でした】
梶ヶ谷陽子 著
あきばさやか 画

この本は、自他ともに認める「ムジラー」の梶ヶ谷さんが、無印良品の商品を使って自宅の収納を整える過程を綴った内容となっています。

※「ムジラー」とは、無印良品の商品をこよなく愛する方々の愛称だそうです。


しかも

・独身時代
・新婚生活
・育児、引越し
・子育て

という、様々なライフスタイルに合わせて見直しをしている過程や、家族とのやりとりなども描かれていますのでね。

幅広い層の方にとって、参考になるのではないでしょうか。


ただ、(当たり前ですが)この本に出てくる収納用品は全て無印良品のモノ。
近くにお店がある場合はいいですが、そうでない場合はすぐにモノが手に入らないことがストレスになるかもしれません。

これ、実は我が家がそうでした。

一番近いお店でも車で30分以上かかるし、ネットショップで買うほどのモノじゃない場合は送料の方が高くついて断念したりと、アイデアはいいけどすぐに取り入れられない・・・ということに悶々としたこともありました。

結果として、近くにあるお店の商品で代用できるモノはなんとかなりましたが、どうしても無印良品のモノがいい場合は、購入できるタイミングを待って揃えていくことにしました。


でも、「そういうことがある」ということを踏まえても、かなり参考になったのは事実です。


著者である梶ヶ谷さんご自身はモノや思い出を大切にする方で、「モノを手放す」ということが苦手な方なんですって。

だからこそ、長く使えるようにと厳選された収納用品の数々やその使いまわし方には目からウロコの連続でした。


そして梶ヶ谷さんは「整理収納アドバイザー」だけでなく、様々な資格をお持ちなのでね。

収納方法だけでなく、「モノの持ち方」「家族とのコミュニケーションの取り方」などについてもマンガ形式で教えてくださっています。

マンガの内容は「プロならこれくらいは当たり前」というモノではなくて「プロでもこんなことがあるんだ!」という共感性の高いモノでした。
(読みながら「分かる!」「梶ヶ谷さんカワイイ♡」と思ってしまったのは、ここだけの話です。)


無印良品のお店でもらえるカタログは(素材やシリーズ別に紹介されているため)ピンポイントで探すときには便利なのですが、生活シーンがイメージしにくいのが難点です。
(カタログだから仕方がないといえばそうなのですが・・・)


この本は、生活シーンに合わせてどの商品をどんな風に使うかを写真付きで詳しく説明してくださっているので、実際に使う場面がイメージしやすかったです。


そして巻末に無印良品の収納用品のサイズ表と、一般的な家庭にあるモノのサイズ表が載せてあるのですが、これがすごかった。

ここまでいろんなモノのサイズを測るって、マニアじゃないと心が折れそうになるよねってくらいのバリエーション。

我々プロが収納用品を探すときにも参考にできるくらいの内容でした。


ただ、時代とともにサイズが変化するモノがありますのでね。
この部分は参考程度に・・・でもいいと思います。
(この本の初版は2018年10月29日です。つまり各サイズはその時期の情報ということです。)


・無印良品が好きな方
・これから無印良品を取り入れたいけど、どうしたらいいか分からない方
・生活スタイルの変化によって収納も変化させたい方
・家族(特に小さい子ども)との生活の参考にしたい方

という方たちにとって、参考になる1冊だと思います。


参考記事
片づけ本、どれを選んだらいい?

この記事を書いたプロ

松井朋美

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松井朋美(整理収納サポート にこぴか )

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