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松井朋美

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松井朋美(まついともみ) / 整理収納アドバイザー

整理収納サポート にこぴか 

コラム

【書籍感想】28文字の片づけ

2020年3月9日

テーマ:片づけ本発掘

コラムカテゴリ:くらし

28文字の片づけ
【28文字の片づけ】
yur.3 著
(yur.3は「ゆりさん」と読むそうです。)


主な内容は「捨てられない方や状況に対して、短い言葉で語りかける」というものでした。

その言葉の文字数が、それぞれ約28文字。
(28文字より短い時もあれば、補足の説明がついているときもありました。)


(著者のyur.3さんは、インスタグラムで片づけの背中を押してくれる言葉を投稿されているそうなのですが)
実は私はyur.3さんのことを存じ上げてなく、インスタも拝見したことがなかったんですね。


偶然立ち寄った本屋で見かけて、本の帯に書いてある

「今日の下着で救急車に乗れるか?」

という言葉が、私が下着の処分の目安にしていることと同じだったので

「他にはどんな言葉が書かれているんだろう?」

と思ったのが購入するきっかけでした。


この本に綴られている言葉は、的確で正論そのもの。
そして短い言葉でまとめてあるから、パッと目に入ってすぐに意味が分かる。

一つ一つの言葉が、グサリと「捨てられない気持ち」に突き刺さります。


途中に写真付きでyur.3さんの家の収納の移り変わりやモノ選びについてなども書いてありましたが、基本的にシンプルにまとめてくださっているのでサクッと読むことができます。
(私は15分くらいで1冊読み終えることができました。)


いわゆる「整理収納の基本」や「整理収納の理念」などについて説明しているわけではないのでね。
片づけが苦手な方でも気楽に読めるのではないでしょうか。


ただ、言葉の対象がピンポイントなので
「どこから手をつけたらいいんだろう・・・」
と思っている方には合わないかもしれません。

そういう方は
「なるほど。そう考えるといいのか。」
ぐらいにとらえて、正しい整理収納の順番を知ってから片づけに取り掛かることをおすすめします。


(参考までに)整理収納の理念で言うと

整理=たくさんのモノの中から必要なモノを選び、不要なモノを取り除くこと
収納=使うモノを出し入れしやすく収めること
片づけ=使ったモノを元の場所に戻すこと

であり、正しい順番は

「整理 → 収納 → 片づけ」

となります。


この本のタイトルは「28文字の片づけ」ですが、厳密に言うと主な内容は「整理」に関することでした。

まずはモノの整理から始めること。
そして判断に迷ったらこの本を見て背中を押してもらう。

というイメージでしょうか。


(本を読んで、その通りにすると片づくというモノではありませんが)
捨てられない方にとって「考え方の気づき」を与えてくれる1冊。


この本を読んで

「もったいない」とはどういうことか?
「モノを大切にする」とはどういうことか?

ということが再確認できました。


・どうしても捨てられないモノがある
・片づけに対する考え方を変えたい
・サクっと読めて、パッと見て分かる本がいい
・「もったいない」の呪縛から解放されたい

という方にとって、ガツンと背中を押してくれる1冊だと思います。


参考記事
片づけ本、どれを選んだらいい?
「心のクセ」を知ると、捨てられない理由と対処法が分かる

この記事を書いたプロ

松井朋美

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松井朋美(整理収納サポート にこぴか )

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