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松井朋美

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松井朋美(まついともみ) / 整理収納アドバイザー

整理収納サポート にこぴか 

コラム

【書籍感想】片付太郎と汚部屋乱子のお片づけレッスン

2020年1月6日 公開 / 2020年1月13日更新

テーマ:片づけ本発掘

コラムカテゴリ:くらし

片付太郎と汚部屋乱子のお片づけレッスン
【片付太郎と汚部屋乱子のお片づけレッスン】
長浜のり子 著


この本の内容は、片づけが苦手な汚部屋乱子さんが、片付太郎さんにアドバイスをしてもらいながら自分の部屋を片づけていくお話なんですけどね。

マンガ+補足説明という順番になっているため、整理収納の基本とそれぞれの手順のポイントが分かりやすくなっています。


私的にこの本の面白いところは「男性のアドバイザーがアドバイスをする」というところかな。


整理収納アドバイザーは女性が多いため

片づけ=女性

というイメージが強いのですが。


この本は、「男性が女性にアドバイスするという設定」だからこその適度な距離感があると同時に、真逆の性格の2人のやりとりが微笑ましくてですね。

つい感情的になる乱子さんに対し、冷静にアドバイスをする太郎さんがいい味を出しています。


・・・っていうか

「イケメンと一緒にお片づけ」なんて、それだけでご褒美じゃないですか。
(おっとつい本音が。)


そしてもう1つ。
私がこの本を好きなところは、太郎さんの考え方です。


同じように学んでも、いざ仕事にするとそれぞれの個性や考え方の違いがでてくるもの。

「私のやり方が間違っているのかな?」

・・・と、ちょっと自信を失いかけていたときにこの本に出会い、太郎さんの作業の進め方やお客様との関わり方に対する考え方が自分とよく似ていたため、とても励まされました。
(特に66ページから69ページの部分は首がもげそうなほど頷きながら読みました。)


最後に

この本は、2人のやり取りを通して
「整理収納アドバイザーってどんなことをする人なのか?」
ということも分かる内容になっています。


私がヒアリングで伺ったときによく言われる言葉なんですが・・・

「整理収納アドバイザーって怖いんでしょ?」
「こんな家を見られたら怒られそう・・・」
「整理収納アドバイザーって使わないモノは捨てろって言うんでしょ?」

この言葉たちを聞くと「どんだけ恐れられているんだよ!?」って感じなのですが。


確かに、どんなことをするか分からない部分が多いですからね。
不安に思う方は多いんじゃないかと思います。


でも、声を大にして言いたい。


整理収納アドバイザーは怖くないです。
そして「使わないモノは全部捨てる」というのも誤解があります。


なぜなら整理の目的は「使うモノ、自分が好きなモノを選ぶ」ことなのでね。
まずは「使うモノ、自分が好きなモノ」を選んだ後に、残ったモノをどうするか?を考えます。

そして「使わない=捨てるではなくて、いろんな方法がある」ということを私たちプロは知っています。
その「いろんな方法」の中から、ご自身に一番合った方法を見つけるのも私たちの役目だと思っています。


整理収納アドバイザーと一緒に片づけをするということは、自分の家に他人を招き入れるだけでなく、「隅々まで見られながらの作業になる」ということですからね。

そう考えると、プロに依頼するということは、とてもとても高いハードルですよね。


「大事な時間をお金を使って依頼するのに、どんなことをするのか分からない」というのは不安でしかないというのはとてもよく分かります。


だからこそ、その不安と闘ってご依頼くださった方を怒るなんて、できるはずがない。

(私が知る限りは)太郎さんのような考え方のアドバイザーがほとんどですので、安心してくださいね。


この本を見ながら自分の力で片づけるもよし。
作業の流れを知って、プロに依頼してみるのもよし。

どちらにしても、とても参考になる1冊です。


参考記事
片づけ本、どれを選んだらいい?

この記事を書いたプロ

松井朋美

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松井朋美(整理収納サポート にこぴか )

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