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松井朋美(まついともみ) / 整理収納アドバイザー

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コラム

我が家のおもちゃは多い?少ない?ちょうどいいおもちゃの量

2019年7月3日 公開 / 2020年3月11日更新

テーマ:子ども部屋と整理収納

コラムカテゴリ:くらし

子どもにとって、ちょうどいいおもちゃの量の目安は?

なかなか片づかないおもちゃを見て
「うちにあるおもちゃって多すぎるのかな?」
という疑問を持ったことはありませんか?


正直に言うと、そのお家のおもちゃの量が多いか少ないかは、すぐには分かりません。
なぜなら判断基準の主役は「そのお家の子ども」だからです。


例えば来年小学校に入学するお子さんがいらっしゃるお家で
「ちょうどいいおもちゃの量はどのくらいですか?」
という質問をされたとき。

そのときの私の答えは
「お子さんが1人で10分以内に片づけられる量です。」
というものです。

なぜなら、その年代の子どもが何かに集中できる時間の目安が10分程度だから。
(もっと小さい子どもだと年齢×1~1.5分程度、小学生になると、学年×10分が目安となります。)


平日の朝夕に某TV局で放送されている子ども向け番組がありますが、対象年齢の子どもが小さいほど1つの番組の放送時間は短くなっています。

そして30分ほどの番組でも、5~10分のコーナーを組み合わせて子どもが飽きないように工夫されています。


子どもが楽しみにしているモノでさえ集中力が続くのが10分程度ということは、片づけの集中力が長く続かないのも仕方がないことなんですよね。

だからこそ、短い時間でササっと片づけられる量にしておくことが必要になってきます。


おもちゃの片づけのときに時間を計る方法

「分かった!10分以内に片づけられる量ね!」
と、ストップウォッチを片手に時間を計ろうとした方はいませんか?(←それは昔の私です)

それはそれで悪くない方法なんですけどね。
子どもの立場で考えると、緊張してしまいますよね。

どうせなら、親子で楽しみながら時間を計ってみませんか?


ここで質問です。

あなたの子どもが好きな歌はありますか?
その歌の長さはどのくらいですか?

1曲3分くらいなら3回分。
1曲5分くらいなら2回分。

同じ曲の繰り返しじゃなくてもいいし、ぴったり10分じゃなくてもいいですからね。
だいたい10分くらいになるように、組み合わせてください。

その曲が終わるまでに片づけられる量が「その子にとってちょうどいいおもちゃの量」となります。

もちろん最初からうまくいかない場合も多いでしょう。
慣れるまでは親子で片づけて10分以内でも構いませんのでね。
少しずつ、子どもだけで片づけができるように見守ってあげてくださいね。


おもちゃが多いと感じた場合の対処について

実際に時間を計ってみて、思ったより量が多いと感じたときに
「うちのおもちゃは量が多い!減らさなきゃ!!」
と、いきなり減らすようなことは避けてください。


どんなおもちゃも、子どもにとっては大切なモノ。
急に数を減らすと言われても、すぐには気持ちを切り替えることは難しいです。


まずは

・なぜおもちゃの量を減らすのか
・どのくらいの量まで減らすのか

この2点をしっかり子どもに説明して、子どもが納得してから少しずつ整理していってほしいのです。


おもちゃの整理の進め方については、次の記事などを参考にしてみてください。
子どもの自己肯定感が育つおもちゃの整理
おもちゃの整理で「全部いる!」と言う子どもへの声かけの仕方


判断基準は常に「持ち主」が決める

実は長男が幼稚園年長くらいの頃
「うちって貧乏なん?」
という質問をされたことがありました。

そんな言葉をどこで知ったのかと驚くと同時に、なぜそんなことを聞くのかがとても気になりましてね。

ゆっくり長男に話を聞いてみたところ
「お友だちが、オレの家はおもちゃが少ないから貧乏だと言った。」
ということでした。

正直、かなり動揺しました。
でも、動揺すると同時に「そんなに少ないかな?」と思ったのも事実です。


そこで長男に
「おもちゃが少ないかどうか、きみはどう思う?」
と、質問してみました。

それに対する長男の答えは
「分からんけど、オレは困っとらん。」
というものでした。


「貧乏」と言った子がどんな理由で言ったのかは分かりませんでしたが。
でも、長男自身が困ってないならそれでいいかなと思いましてね。

無理におもちゃの量を増やすことはしませんでした。


そしてこの時に私が思ったのは

「別におもちゃが多かろうが少なかろうがええじゃないか。
他人の言葉に惑わされて必要以上におもちゃを買い、片づけに苦労する方が大変じゃろうに。」

ということでした。


モノの量が多いかどうかを決めるのは「持ち主」です。
そのため「おもちゃの量を決める判断基準の主役は、持ち主である子ども」ということになります。


子どもが無理なく片づけられる量を一緒に考えて、片づけがストレスにならない毎日を送ることができますように。


参考記事
子どもが留守のときにおもちゃを捨てると親子関係が壊れます
祖父母から孫へのプレゼント攻撃で関係を悪化させないために

この記事を書いたプロ

松井朋美

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松井朋美(整理収納サポート にこぴか )

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