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松井朋美

笑顔になれる整理収納サポートのプロ

松井朋美(まついともみ) / 整理収納アドバイザー

整理収納サポート にこぴか 

コラム

子どもが作った作品を「思い出として残しておきたい。」その答えは?

2019年6月25日 公開 / 2020年3月8日更新

テーマ:子ども部屋と整理収納

コラムカテゴリ:くらし

子どもの作品を残せる量は、どのくらいですか?

我が子が作った作品の数々。

その時期にしか作れないし、一度手放したら 二度とは手に入らないモノばかりですよね。

そりゃあね。簡単には捨てられないですよ。


「せっかくだから全部残したい。」
と言って、どんなモノでも残していてはあっという間に家の中が作品だらけになってしまうのも事実です。


「じゃあどうすればいいの?」
と思った方。


まずは
「どのくらいの量までなら残しておけるのか?」
ということを考えてみましょう。


生活に支障がない程度の大きさの入れ物を用意して、残したい作品をその中に入れていきます。

やがて入れ物に入りきらなくなってきたら、入れ物から全部出して「残すモノ」を決めましょう。


ここで気をつけて欲しいのは「手放す作品を選ぶ」のではなくて「残す作品を選ぶ」ということです。


「手放す作品を選ぶ」となると、どうしても判断が鈍ってしまいがちですからね。

たくさんの作品の中から一番残したいモノを選び、2番目、3番目・・・といった感じに選んでいってくださいね。


そして残す量は「入れ物の8割程度」を目安にしてください。


なぜなら、ここで入れ物の容量いっぱいになるまで選んでしまうと、新しく作品を作ったときに入れるスペースがなくなってしまいますのでね。

これから作る作品のために、ちょっとだけスペースにゆとりをもっておいてくださいね。


子どもにとって作品は2種類の意味があります

子ども自身が作った作品を整理するとき、最初に確認して欲しいことがあります。

それは
「この作品を作るのが楽しかったのか?」
「作ったモノで遊ぶのが楽しいのか?」
ということ。


どういうことか?と言うと

例えば
・絵や飾り物など、作ること自体が楽しい作品
・何かの武器や変身するための道具など、作ったモノで遊ぶのが楽しい作品
など、作った目的が違うモノがあるということです。


そして何かの武器を作っても、作って満足ということもありますのでね。
子どもが作ったモノを見ただけで大人が判断するのは危険です。


必ず
「これは作るのが楽しかったん?それとも作って遊ぶのが楽しみなん?」
と、確認してあげてくださいね。


そして

「作るのが楽しかったモノで、子どもが残したいモノ」は子どもの「作品スペース」へ収納。
「作って遊ぶのが楽しみなモノで、子どもが残したいモノ」は子どもの「おもちゃのスペース」へ収納します。

(どちらにも選ばれなかった子どもの作品で、大人が残したいモノがあれば、大人のスペースで保管するようにしてください。)


子どもが作った作品を整理する前のワンクッション

「せっかく子どもが作った作品を、作ったらすぐにしまい込むというのも味気ないよね。」
「どうせなら、ちゃんと飾っておきたいんだけど。」
などと思う方も多いのではないでしょうか。


その場合は「子どもの作品を飾るためのスペース」をあらかじめ作っておくと便利です。


「子どもの作品を飾るためのスペース」を管理する方法は、次の通りです。

①子どもが作品を作る
  ↓
②子どもの作品スペースに飾る
(飾らない場合は作品用の入れ物に入れる)
  ↓
③子どもが新しい作品を作る
  ↓
④子どもの作品スペースに飾ってあるモノと入れ替えるかそのまましまうか相談する
  ↓
⑤飾る場合は入れ替えて古い作品を残すか手放すか相談する
 (そのまましまう場合は作品用の入れ物に入れる)
  ↓
⑥子どもが新しい作品を作る
  ↓
~④以下を繰り返す


スペースを決めて、その範囲内でやりくりすることによって

・季節外れの飾りを外すタイミングを逃さない
・家中が子どもの作品だらけになることを防ぐ

という、2つのメリットがあります。


そして一定期間飾っておくことで、子どもの気持ちも大事にすることができますのでね。
いざ作ったモノを整理するときに、あっさりと判断することができるようになってきます。


子どもが作った作品を「誰が残したいのか?」を考える

子どもが小さいうちは、大人が主体で整理してもいいのですが、子どもが大きくなってくるとそうもいかなくなってきます。


幼稚園・保育園・学校などで作るだけでも結構な量の作品数になるというのに、家でもせっせせっせと作りたがる子どももいますのでね。

そうなると作品の増えるスピードは一気に加速します。
もう、どんなに整理しても追いつかなくてグッタリです。


そして
「親はいらないけど子どもは残しておきたいと思っているモノ」
「親は残したいと思っているけど子どもにとってはいらないモノ」
というモノが出てきます。


そうなると、同じ場所に保管するというのは難しくなりますのでね。


子どもが残したい作品は子どものスペースへ。
大人が残したい作品は大人のスペースへ。


それぞれ残す量を決めて、それぞれが優先順位を考えながら残すモノを選ぶようにしてくださいね。。
(選ぶ順番はまず子どもが残したいモノを選び、子どもが選ばなかったモノの中から大人が残したいモノを選びます。)


おもちゃの整理同様、自分が作った作品を残す優先順位を考えるということは「自分にとって大切なモノを選ぶ」練習になりますのでね。

しっかり話し合って、まずは子ども自身が選ぶのを見守ってあげてくださいね。


子どもが工作好きだとあっという間に作品だらけになりますが
「モノが増えると困るから、そんなに作らんで!」
と言わずに、どんどん作ってもらいましょう。


そして入れ物にいっぱいになったら、一緒に整理の練習をしてあげてください。


好きなことを思いっきりして、たくさんのモノの中から自分が好きなモノを選ぶ。
この繰り返しが、子どもの自己肯定感を大きく成長させてくれます。


参考記事
子どもの自己肯定感が育つおもちゃの整理
おもちゃの整理で「全部いる!」と言う子どもへの声かけの仕方

この記事を書いたプロ

松井朋美

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松井朋美(整理収納サポート にこぴか )

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