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松井朋美

笑顔になれる整理収納サポートのプロ

松井朋美(まついともみ)

整理収納サポート にこぴか 

コラム

下の子が片づけを邪魔する・・・そんな時の対処法

2019年2月8日

テーマ:子どもと片づけ

岡山市の整理収納アドバイザー 松井朋美です。

「上の子が片づけをしているのに、下の子が邪魔をするんです・・・」
というご相談をお受けしました。

頑張って片づけても、片づけたそばから出されたらやる気も失せますよね。

下の子の年齢に合わせて対処する

「下の子」と言っても、年齢は様々です。
年齢別にざっくりと見ていきましょう。

・ハイハイ~伝い歩きの頃
この時期はもう、どうしようもないです。
言葉もまだうまく分かりませんし、目に見えるモノほとんどに興味を持ちますのでね。

何か1つお気に入りのおもちゃを持たせて、それで遊んでいるうちにサクッと片づけてしまいましょう。

・「だめ」「いいよ」が分かるようになった頃
「だめよ」と言うと、動きを止める。
「いいよ」と言うと、動き始める。

または
「ちょうだい」「どうぞ」のやり取りができる。

こういった簡単な言葉の意味が分かるようになったら、次のステップです。

片づけたモノを出そうとしたときに

「だめよ」
「出さないでね」
と言って止めるか

「これはここに入れてね」
と言って一緒に片づけてみてください。
(我が家では「おもちゃをないないするよー」と言いながら片づけていました。)

もちろんすぐにできるようにはなりません。

まずは「片づけるとはどういうことなのか」ということを教えるために、声をかけながら実際に片づけているところを見せることが大切です。

この時期は大人や大きい子のすることを真似したがる時期でもありますのでね。
どんどん目の前で片づけて、お手本を見せてあげてください。

そして1つでも片づけができたら、しっかりほめてあげてくださいね。

・「魔の〇歳児」と言われる頃
何をしてもイヤイヤ、何を言ってもイヤイヤの時期は、本人にどうしたいか聞いてみてください。

「まだ遊びたかったー!」
「お片づけイヤー!」

など、片づけたくない気持ちを表現できたら
「そうなの。教えてくれてありがとうね。」
と、一旦気持ちを受け止める。

そして
「でも、今はお片づけする時間なんだよ。」
と言いながら、大人がサクッと片づけてあげてください。

どうしても片づけたくないとき、(例えばお人形やミニカーなど)何か1つあれば納得することもありますので、それだけは片づけずに出しておいてもいいでしょう。

片づけも大切ですが、子どもが自分の気持ちを伝え、聞いてもらえたという経験も大切です。

・4歳~
自分でできることが増えるこの頃は「役目」を作ってみましょう。

例えば入れ物を一つずつ渡して
「〇〇くんはくるま、〇〇ちゃんはおままごとを集めてね。」
と言って、ゲームのように片づけてみる。

もしくは
「今日はどれから片づけようか?」
と、子どもに主導権を持たせてみるのも効果的です。

・いろんな年齢の子どもに使える裏技
遊んでばかりで中々片づけが進まない子どもがいたら
「これはどこに片づけたらいいのかな?」
「これはどこから持ってきたん?」
など、子どもに質問してみてください。

子どもは何かを教えるのが好きなのでね。

場所を教えてもらったら
「教えてくれてありがとう。じゃあここに片づけとこうか。」
と言いながら、一緒に片づけましょう。

上の子が片づけを嫌にならないために気をつけて欲しいこと

兄弟姉妹で片づけをしているときに、ついやってしまいがちなことが2つあります。
どちらも上の子が片づけが嫌になる恐れがありますので、注意してください。

1.片づけない子どもを叱り、片づけた子どもをほめない
複数の子どもで片づけていると、どうしても「片づけていない子ども」に目がいきがちです。
そのとき、ちゃんと片づけをしている子どもにはどんな対応をしていますか?

「〇〇(上の子)はちゃんと片づけてるよ!」
と、比べるような言い方ではほめたことにはなりません。

ちゃんと片づけている子どもには
「ちゃんと片づけてくれてるね。」
と、片づけている事実をそのまま伝えてみましょう。

それだけで「頑張っている姿を見てくれている」ということが伝わります。

そして片づけていない子どもをガミガミを叱るのではなく、あえてスルーしてみてください。

ただ、存在そのものを無視するのではなくて、片づけていない事実には触れず
「みんなで片づけるよー。」
と言いながら、一緒に片づけるだけで大丈夫です。

もし上の子が
「〇〇(下の子)が全然片づけとらん!ずるい!」
と不満を言ってきたら
「ほんとじゃな。〇〇ちゃん(上の子)はちゃんと片づけてるね。」
と、ここでも事実を伝えるだけで大丈夫です。

そして下の子が片づけに参加してきたら
「一緒に片づけてくれてありがとう。」
と、上の子と下の子両方に言ってあげてくださいね。

2.上の子だけに片づけをお願いする
下の子が小さければ小さいほど、上の子に片づけをお願いすることがあるかと思います。
片づけるおもちゃが上の子が使っていたモノであれば問題ないのですが、下の子が使ったおもちゃを上の子に片づけてもらうのが当たり前になってしまうと問題です。

「だって下の子はまだ小さいから仕方がないでしょ。」
という気持ちもごもっともですが、上の子も「まだ子ども」なのです。

自分が使ったおもちゃであれば自分で片づけるのも納得できますが、
「下の子が小さいから」
という理由だけで上の子が代わりに片づけるのが当たり前になると、気持ちよく片づけようとは思えないですよね。

大好きなお母さんをお手つだいするために頑張るものの、モヤモヤした気持ちは下の子に向かってしまいます。

小さい子がいると忙しくて大変だとは思いますが、下の子のおもちゃの片づけは大人がフォローしてあげてくださいね。

上の子が片づけをしている姿を見て、下の子も片づけを覚えます。
つい、小さい子の方に意識が向きがちですが、上の子の頑張りも見てあげましょうね。

この記事を書いたプロ

松井朋美

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松井朋美(整理収納サポート にこぴか )

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