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恒松信二

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恒松信二(つねまつしんじ)

L design 恒松建築株式会社

コラム

フローリングのきしみ音の原因は?放置するとどうなる?

床の張り替え

2017年8月30日

フローリングが湿気を吸収したり放出したり、木材が伸縮することできしみ音が発生する場合があります。これは木材が持つ調湿作用によるものですので、湿度が適度な状態になると音がしなくなる可能性があります。

きしみ音が、キッチンや洗面所などの水回りの床から発生しているときは、シロアリが原因になっている場合もあります。
こういった場合のきしみ音を長く放置していると、シロアリにより家の構造材が食い荒らされ、耐久性や耐震性に大きく影響を及ぼします。

業者に依頼して原因を突き止めてもらうなど、早めに対処していきましょう。

フローリングのきしみ音の原因

フローリングのきしみ音は、フローリング自体に問題がなくても、住宅の環境によって発生する場合があります。

例えば、フローリングは木材でできているために、湿気を吸収したり放出したりして伸縮します。このような状態のフローリングの上を歩くと、きしみ音が発生することがあります。

また、新築住宅やリフォームして間もない住宅であれば、木材がしっかりと乾燥しておらず、膨張してきしみ音がする場合もあります。このようなきしみ音は、季節が変わったり、時間が経過したりすると、自然に消えることがあります。

築年数を経た住宅などできしみ音が続くようであれば、白アリが原因になっていることがあります。特にキッチンや洗面所などの水回りの床から発生している場合は要注意です。

水回りの床下は湿気がたまりやすい場所なので、白アリにとっては住みやすい環境です。床下の構造材などが白アリに食い荒らされ、木材がボロボロになり床を支えられなくなります。そうなると床を踏みぬいてケガをしてしまいます。床が抜けてしまうほか、建物自体の強度が低下して崩れやすくなってしまいます。

地震が発生した時に、住宅が倒壊してしまう危険もありますので、きしみ音をあなどらず、日頃から注意をしておきましょう。

きしみ音の対策について

ご紹介したように、きしみ音の原因は湿気による場合があります。日常でできる対策について紹介します。

フローリングが湿気を含んだり乾燥したり、木材が伸縮して発生するきしみ音は、除湿機や加湿器を使用して湿度をコントロールしてください。
加えて換気も必要で、天気の良く湿気の少ない日は窓を開けて部屋の中に風を取り入れましょう。

床を掃除する際に、水雑巾や水分を含むお掃除シートを使う人もいると思います。

ただ、水分を含むもので掃除した後、水分を残すと床に湿気を与えることになってしまい、きしみ音の原因になってしまうことがあります。
水分を含むもので掃除した後は、水分を床に残さないように、乾いた布などでしっかり拭き取ってください。

その後、床用のワックスをかけるときしみ音の対策になります。ワックスがけは体力がいりますが、月一回でも行うと効果的です。
ワックスは、ネットや近くのホームセンターで購入できますが、業者に依頼して塗ってもらうことも可能です。

食事をしている時に、誤って水を床にこぼした経験がある人もいると思います。

食事中なので、そのまま放置してしまうと、こぼした水が床にどんどん吸収されてしまいます。このような事にならないように、こぼした水はすぐに拭き取るようにしましょう。

きしみ音を放置するリスクについて

なお、床下にある構造などが原因で床がきしむことがありなす。

たとえば、フローリング(床板)を支えるために、床下に配される横木(根太/ねだ)の間隔や高さなどが不十分であったり、横木の下に置かれる大引きと呼ばれる部材の強度が十分でない場合、さらにこの大引きを支える床束が適切に設けられていない場合などに床がきしむことがあります。

床下の構造に不備があると床が傾き、床のさまざまなところにすきまが生じてきしみ音が発生します。

ほかにも、床材を固定するために打たれているクギが床下の部材とこすれて音が鳴る「クギなり」といったことも原因として考えられます。

住まいの土台部分が傷んでくると床が浮くこともあります。築年数を経た家では構造の劣化やシロアリ被害などが原因になっている場合があります。

こういう場合はリフォームが必要になる可能性もありますので、専門業者に相談して原因を調べてもらい、修繕の見積もりなどをしてもらいましょう。

集合住宅などでは床のきしむ音が住民トラブルになることも

集合住宅の場合、上の階の床からきしみ音が発生すると、下の階に住む人にもその音が伝わりトラブルになることがあります。

マンションなどの集合住宅は戸建てのように根太や床束などはありません。そのため、床材が劣化することで音がする場合が多いです。床板を張り直すことで音を解消できる場合がほとんどですので、住民から苦情が出る前に、業者にきちんと相談して対処していきましょう。

最後に、きしみ音を解消するのは、床下の構造や部材に問題がある可能性もあり、簡単なことではありません。

専門家に相談して適切な修繕を施してもらうことをおすすめします。

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