コラム一覧
会社不祥事を起こさないために 1 社是・社訓の確立
2013-01-08
多くの会社には、特に歴史のある会社であればあるほど、働く人に、誇りと喜びと生き甲斐を与える、社是・社訓があると思われます。その社是・社訓は、経済的な利益の追求だけでは得られない、心の満足を伴う高い...
使用者のための労働問題 7 休日労働
2013-01-07
1 法定休日と所定休日と法定外休日休日とは、労働をしなくてよい日です。労基法35条1項は「使用者は、労働者に対して、毎週少くとも1回の休日を与えなければならない。」と規定し、同2項は、変形労働時間制を...
使用者のための労働問題 6 変形労働時間制と残業手当
2013-01-06
1変形労働時間制企業の繁閑に合わせて、忙しいときには1週40時間または1日8時間を超えて働いても、暇なときには1週40時間または1日8時間より短い時間だけ働くことにし、ある期間を平均すれば1週40時間、1日8時...
使用者のための労働問題 5 みなし労働時間制が適用される労働者
2013-01-05
みなし労働時間制とは、実際の労働時間数にかかわらず、一定の時間労働したものとみなす制度です。超過勤務手当などは、このみなす時間数を基準に計算されることになります。みなし労働時間制が採用されているの...
使用者のための労働問題 4 いわゆる管理監督者
2013-01-04
1日本マクドナルド事件労基法41条2号は、事業の種類にかかわらず監督若しくは管理の地位にある者又は機密の事務を取り扱う者は、労働時間、休憩及び休日に関する労基法の適用を受けないとされていますので、こ...
使用者のための労働問題 3 使用者の労働時間把握義務
2013-01-03
1 賃金台帳調製義務使用者は、各事業場ごとに賃金台帳を調製し、下記の事項を賃金支払の都度遅滞なく記入しなければならないことになっています(労基法108条、労基法施行規則54条1項)。① 氏名② 性別③ ...
使用者のための労働問題 2 労働時間にはならない時間
2013-01-02
1 通勤時間雇用契約は、通常、労働者が、使用者が指定した場所に、指定された時刻までに出勤し、指定された場所で労務を提供することが内容になっていますので、通勤は、いわば労働者が指定された場所へ行って...
使用者のための労働問題 1 残業手当の支払義務が生ずるとき
2013-01-01
1残業を命ずることが出来る場合①災害時など災害その他避けることのできない事由によって、臨時の必要がある場合においては、使用者は、行政官庁の許可を受けて、その必要の限度において、労働者に残業を命ず...
新年あけましておめでとうございます。
2013-01-01
新年あけましておめでとうございます。今年は、すべての弁護士が、弁護士の大幅な増員という時代の激流の波をかぶる年になると思われます。これからは、企業・法人・自治体が、その組織の中に、弁護士を雇用し...
新著予定 一三 以前・前・以後・後
2012-12-31
一三 以前・前・以後・後 これらの用語は、一定の時点を基準として、その時間的前後関係を表す言葉です。1 「以前」と「前」の違い以前の「以」は、基準時点を含む場合の用語です。平成23年8月23日以前と...
新著予定 一二・・・ の○日前に
2012-12-30
一二・・・ の○日前に これは期間を逆算するときの用語です。例えば、会社法299条は「株主総会を招集するには、取締役は、株主総会の日の二週間前までに、株主に対してその通知を発しなければならない。」と規...
新著予定 一一 「・・・の日から○日間」・「・・・の日から起算して○日間」
2012-12-29
一一 「・・・の日から○日間」・「・・・の日から起算して○日間」 1 「・・・の日から○日間」の意味 民事訴訟法285条は「控訴は、判決書・・・の送達を受けた日から2週間の不変期間内に提起しなければならな...
新著予定 一〇 時・とき・場合
2012-12-28
一〇 時・とき・場合 「時」と「とき」では意味が異なります。「とき」と「場合」は意味が同じです。1 「時」と「とき」の使い分け「時」は、その「時点」、その「日時」、その「日」に意味があることを強調...
新著予定 閑話 2 裁判官と弁護士
2012-12-27
閑話 2 裁判官と弁護士ここは、読者の方々に寛いでいただくところですので、言葉の解説をするものではりありません。ここでは、弁護士は、裁判官ではない、ということ言いたいので、その話をするのです。“君...
新著予定 九 税率・比例税率・累進税率(単純累進税率・超過累進税率)・段階税率・限界税率・実
2012-12-26
九 税率・比例税率・累進税率(単純累進税率・超過累進税率)・段階税率・限界税率・実行税率 税率に関するこれらの言葉は、一般の人には馴染みが薄く、これらの言葉の違いを厳密に知る意味はほとんどないもの...
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