コラム一覧：相続判例法理

遺産分割判例法理④　遺産分割協議は詐害行為になりうる　

2017-01-13

　債務が多くあり，遺産を相続しても債権者に差し押さえられると考え，遺産分割においては取得できる具体的相続分よりも，少ない遺産しか分割を受けなかった場合，その遺産分割協議は，詐害行為になり，取り消さ...

2017-01-12

　これは，代償分割など，遺産分割協議で，相続人の一人が債務を負担した場合で，当該相続人が債務を履行しないときは，他の相続人は，遺産分割協議を解除することができるか？というと，遺産分割協議を解除する...

2017-01-11

　遺産分割協議を合意解除し後，やり直した二回目の遺産分割で不動産の相続登記したときも，不動産取得税は発生しないというのが，判例です。　　すなわち，最高裁昭和６２年１月２２日第一小法廷判決は，「...

2017-01-10

　いったん成立した遺産分割協議も，全相続人が合意すれば，解除でき，解除後，改めて遺産分割協議を成立させることはできます。　最高裁判所平成２年９月２７日第一小法廷判決が，「共同相続人の全員が、既...

2017-01-05

あけましておめでとうございます。本年は，ホームページ上で，新著を上梓してみたいと思っています。利点は，法令の改廃・判例の生成・変更に，迅速に対応した改訂ができること実務の動きや変化を，これ...

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弁護士法人菊池綜合法律事務所

担当菊池捷男（きくちとしお）

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