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コラム一覧:契約書

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契約書知識 8 競業避止と競業避止義務

2013-12-10

退職 手続き

1,意味競業とは、競争的な営業のこと、競業避止契約とは、競争になる営業をしないこと、又は、競争会社の役員や従業員にならないことを約束することです。2,法律上競業避止義務がある場合(1)営業(又は事...

契約書知識 7 解除は無効・期限の利益の喪失は有効。しかし・・・

2013-12-01

Q 今般、当社(メーカー)の取引先である乙社(卸商)が、民事再生手続開始の申立をしました。当社と乙との間に取り交わした継続的商品売買契約書の第14条と第15条は次のようになっています。そこで、当社は、...

契約書知識 6 解除条項では不十分、出荷停止規定を置くべし

2013-11-30

1,解除条項メーカーと問屋の間、問屋と小売商との間などで、継続的商品売買契約が結ばれる場合、契約書には、通常、次のような解除条項(契約書に定めた解除条項なので「約定解除条項」といわれます。)が置か...

契約書知識 5 財あるところ税あり。財変わるところ、税もまた変わる。

2013-11-29

【失敗実例④】これも、失敗実例の紹介です。時系列にしますと、①地主の甲は、借地法時代から、土地を借地人乙に賃貸し、乙は、そこに自宅を建築して住んでいました。②あるとき、乙は、甲に対し、借地上の...

契約書知識 4 会計用語の誤解

2013-11-28

【失敗実例③ 収益という言葉の誤解】 これも弁護士の失敗例を紹介するものですが、今度の場合は、契約書ではなく、示談書の例です。 なお、示談書とは、何らかの法的紛争に遭遇した当事者間で、その解決のた...

契約書知識 3 「全責任を負う」という言葉の誤解

2013-11-27

【想定事例①】 ショッピングセンター経営者乙から、土地の所有者である甲に対し、次のような提案がなされました。①甲がショッピングセンターの建物を建築し、乙に賃貸する。②その建物は甲が建築業者丙に請...

契約書知識 2 法令用語でも実体法上の法令用語を

2013-11-26

昨日のコラムでは、契約書には、意味が一義的明確性(意味が明確で他の意味には解される可能性がないという意味)をもった言葉、すなわち法令用語を書くべきだと解説しましたが、同じ法令用語であっても、民事訴...

契約書知識 1 慣習による用語ではなく、法令用語を

2013-11-25

 契約とは、取引をする当事者間で、権利・義務を定める約束事です。不動産の売買契約について言えば、売主は買主に不動産の所有権を移転する義務を負い、買主は売主に代金を支払う義務を負うことを約束すること...

契約条項 3 個人情報保護条項

2012-02-10

退職 手続き

これは、契約条項2の秘密保持条項と共通するものがあります。簡単バージョンのひな形のみ紹介します。ひな形は、甲が乙に対して一定の業務を委託する場合の、甲が取得している顧客情報に関するものです。【...

契約条項 2 秘密保持条項3【厳格バージョンのひな型】

2012-02-09

退職 手続き

秘密保持契約書○○(以下、甲という)と○○(以下、乙という)とは、甲乙間での○○に関する協力の可能性を検討(以下、本検討という)するにあたり、互いに開示・提供する情報及び資料の秘密保持に関し、次のと...

契約条項 2 秘密保持条項2【通常バージョンのひな型】

2012-02-08

退職 手続き

秘密保持及び競業避止契約書○○株式会社(以下「甲」という。)と○○(以下「乙」という。)は、乙が甲の従業員として研究開発を行うに先立って、次のとおり、秘密保持及び競業避止契約を締結する。第1条(営業...

契約条項 2 秘密保持条項 (何故、この条項を書くのか)

2012-02-07

退職 手続き

最近、契約書の中に、秘密保持に関する条項を設けることが多くなっています。1 契約条項を書く必要性 秘密保持契約条項を結ぶ理由には二つあります。一つは、自社が「秘密として管理している情報」を契...

契約条項 1 反社会的勢力条項

2012-02-06

近時、取引先から「反社会的勢力排除に関する覚書」の締結を求められることが多くなってきました。これは、内閣総理大臣が主宰する犯罪対策閣僚会議が、2007年6月19日付で「企業が反社会的勢力による被害を防止...

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