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コラム一覧:民法と税法

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相続税の連帯納付義務

 兄弟2人で遺産分割をし、自分の相続税を納付しましたが、弟が弟の分の相続税を納付しなかったら、税務署より弟の相続税を納付せよといわれました。こんなのありなの? あり、です。  相続税法34条2項...

贈与税の連帯納付義務

2015-10-06

贈与税

Q  愛人にマンションを贈与したが、贈与した方に贈与税がかかってくるって、本当? A  そういう場合もあります。  贈与税は、贈与により財産を取得した者に課せられますので(相続税法21条)、この...

親の土地に家を建てさせてもらったが、地代を支払うのはやばいって本当?

2015-10-05

 やばい、つまり、税金がかかる危険があります。  建物の所有を目的に地代を支払って土地を借りることは、借地権の設定を受けたことになります。借地権は資産ですから、通常権利金が支払われる地域で権利金を...

親の土地に家を建てさせてもらったが、地代を支払わない場合は、税金がかかるの?

2015-10-04

 いいえ。原則として、かかりません。  昭和43年11月25日大阪地方裁判所判決は、妻が夫から無償で土地を借受けた場合、つまり使用貸借契約を結んだ場合、借主である妻は、その契約によって無償で利益を...

アパートを壊して駐車場にしたら、固定資産税が大幅に増額になるの?

2015-10-03

 土地の使用方法が、住宅用と非住宅用とで、固定資産税の額が異なるからです。  土地の使用が住宅用から非住宅用に変わると、200㎡以下の部分について、固定資産税は6倍になり、200㎡を超える部分につ...

民法と税法 低額譲渡の基準となる「時価の2分の1未満の価額」の射程範囲

2014-10-30

Q 不動産を,時価の2分の1未満の価額で譲渡すると,譲渡した人には,時価で譲渡したものとみなされ,譲渡所得課税がなされ,譲渡を受けた人は,時価との差額を贈与されたものとして贈与税が課されると聞きまし...

民法と税法 11 立退料を支払った家主に生ずる税金問題

2014-10-25

Q 今般,私は,立退料200万円を支払って借家人に借家から退去してもらいました。この場合,この立退料については,どのような税金問題が生ずるのですか?A 原則として,不動産所得の基因となっていた借...

民法と税法 10 立退料にかかる税金

2014-10-24

Q 今般,私は,立退料200万円を受け取って借家から退去しました。この立退料については,どのような税金がかかるのですか?A 立退料は,法的には,①借家権消滅の対価としての性格を有する金額➁移転...

民法と税法 9 和解による債務の一部免除と課税関係

2014-10-21

Q 当社は,A社に対し売掛金請求訴訟を起こしましたが,A社に資力がなかったため,和解によって,債権の一部を放棄(債務の一部免除)をしました。この放棄した金額については,損金処理はできるのですか?...

民法と税法 8 和解金支払時に,源泉徴収義務はあるか?

2014-10-20

Q 当社は,残業代の請求をしてきた元従業員との間で,和解金解決金として100万円を支払う裁判上の和解をしました。①その和解金の支払時に源泉徴収をしなければならないのですか?➁源泉徴収義務がある場合に...

民法と税法 7 遅延損害金は、雑所得

2013-10-19

所得税法9条は、非課税所得を定めた規定です。その17号に、「損害賠償金(これらに類するものを含む。)で、心身に加えられた損害又は突発的な事故により資産に加えられた損害に基因して取得するものその他の政令...

民法と税法 6 子が親の家の増改築をしたとき

2013-07-12

子が親の家に住んでいて、増改築した場合で、その建築費の精算をしなかったとき、どのような税金関係が生ずるか、といいますと、増改築が独立して経済的効用を果たし得ない場合、例えば、台所や風呂場の改修、部...

民法と税法 5 時効取得した不動産を売却したときの譲渡所得の起因となる取得費

2013-07-10

1 不動産の譲渡所得 不動産を売却した場合で、売却代金から①取得費、②譲渡費用を控除した後にプラスの金額があれば、それが譲渡所得になり、これに、不動産の所有期間に応じて所得税(通称譲渡所得税といわれる...

民法と税法 4 不動産取得税の性格

2013-07-06

1不動産取得税地方税法73条の2は「不動産取得税は、不動産の取得に対し、当該不動産所在の道府県において、当該不動産の取得者に課する。」と規定しています。この不動産取得税は、流通税(不動産の取得という...

民法と税法 3 時効取得(財産を時効取得したときの税金と時効取得の時期)

2013-06-24

1時効取得による利益は、一時所得 財産を時効によって取得した場合、その財産の取得という利益は、一時所得に区分されますので、その利益から50万円を控除した残額の1/2が、他の所得と合算され、総合所得の対...

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