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コラム一覧:著作権

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著作権 24 著作物の例示(言語の著作物・音楽)

2012-11-04

1法10条1項は著作物を例示したもの著作権法では著作物を例示している。今後の文化の発展などで新しい著作物はどんどん誕生してくることが期待される。著作権法が例示する著作物は、次のとおり。一 小説、脚...

著作権 23 著作物の定義

2012-11-03

1法2条1項1号著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。範囲はすこぶる広い。2思想・感情を創作的に表現したものこの要件は、著作者の...

著作権 22 著作物の複製が自由に出来る場合

2012-11-02

1 私的使用のための複製(法30)著作物は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用するときは、使用するも者に限り、無償で複製することができる。ただし、営利用の自動複製機器を用...

著作権 21 著作権の保護期間

2012-11-01

1 保護期間の原則著作権の保護期間については、法51条以下に、詳細な規定がある。法51条は保護期間の原則を定めた規定で、著作権の存続期間は、著作物の創作の時に始まり(①)著作権は、別段の定めがある場合...

著作権 20 著作権が生じない著作物

2012-10-31

1著作権法13条は、次の著作物には著作権が生じないと規定している。⑴ 憲法その他の法令⑵ 国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が発する告示、訓令、通達その他これらに類するも...

著作権 19 職務著作

2012-10-30

1意味職務著作とは、従業員が職務上作成した著作物の著作のことをいう。会社が、イニシアチブをとって従業員に作成させ、かつ、会社の名義で公表した従業員の職務著作は、会社が著作者とされる。したがって、...

著作権 18 共同著作物・集合著作物・結合著作物

2012-10-29

1共同著作物共同著作物とは「2人以上の者が共同して創作した著作物であって、その各人の寄与を分離して個別的に利用することができないものをいう。」(法2条1項12号)例:書籍の共著共同著作物の保護期間は...

著作権 17 詩集『智恵子抄』の編集著作権者は、高村光太郎か編集者か?

2012-10-28

1定義著作者とは「著作物を創作する者をいう」(法2条1項2号)。著作権法では、著作者に、著作権と著作者人格権が与えられることになるが、この原則を「創作者主義」という(ただし映画に関してのみ例外がある...

著作権 16 編集著作物(職業別電話帳、美術年鑑、商品カタログ等)

2012-10-27

1定義法12条1項は、「編集物(データベースに該当するものを除く)でその素材の選択又は配列によって創作性を有するものは、著作物として保護する」規定する。⑴ 素材が単なるデータであるため、素材には著作権...

著作権 15 キャラクターは、著作権法では、保護されない

2012-10-26

1キャラクターとは何?最判平9.7.17はポパイネクタイ事件で、「キャラクターといわれるものは、漫画の具体的表現から昇華した登場人物の人格ともいうべき抽象的概念であ」る、と判示した。2キャラクターの種...

著作権 14 連載漫画の著作権の保護期間(法人の場合)

2012-10-25

1 連載漫画の登場人物の漫画は、最初に公表されたときから、著作権の存続期間が始まる自然人が著作権を有する場合の著作権の存続期間は、著作物の創作の時に始まり(法52条1項)原則として、著作者の死後50年...

著作権 13 漫画「キャンディ・キャンディ」事件

2012-10-24

これは、他人の著作物である小説を、その著作者の許諾を得ないで翻案(漫画化)した者にたいし、原著作者が、二次的著作物である漫画に対する権利を行使した事件である。最判平13.10.25は、 原審の適法に確...

著作権 12 複製・翻案・二次的著作物

2012-10-23

1複製著作権法で「複製」とは、著作物である書籍のコピーをイメージすると分かりやすいが、「印刷、写真、複写、録音、録画その他の方法により有形的に再製すること」である。ただし、イ 脚本その他これに類...

著作権 11 モンタージユ写真と引用

2012-10-22

1引用の意味著作権法32条は「公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で...

著作権 10 新聞記事と著作物

2012-10-21

1著作権法10条2項著作権法10条2項は「事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は、前項1号に掲げる著作物に該当しない。」と規定している。これは、死亡記事や人事異動記事など誰が書いても同じになるような事...

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