コラム一覧:相続相談
相続税対策④ 住宅取得資金の贈与非課税制度
2014-04-03
この制度は,時限立法になっていて,平成26年が最後の年になりますが,直系尊属から,住宅資金の贈与を受けたとき,省エネ・耐震住宅の場合は1000万円,それ以外は500万円まで,贈与税がかからないという制度です...
相続税対策③ 教育資金の一括贈与非課税制度
2014-04-02
1,要件と効果 この制度は,子又は孫に教育資金を一括して贈与したとき,1500万円までは贈与税を課さないという制度ですが,それにより将来の課税価格(相続又は遺贈により取得した財産の価額の合計額。相続税...
相続税対策➁ 居住用不動産の贈与の特例の活用
2014-04-01
1,要件と効果婚姻期間20年以上の夫婦間で,居住用不動産を贈与した場合は,2000万円まで贈与税がかからないことになっています。別に暦年贈与の基礎控除額を利用することもできますので,両方合わせると2110万...
相続税対策① 暦年贈与の活用
2014-03-31
1,贈与税の計算方法(平成30.8.8現在の数字にしています。)贈与税の課税価格は,その年中(1月1日から12月31日までの1年間)において贈与により取得した財産の価額の合計額(相続税法21条の2)になりますが...
相続 婚外子も嫡出子と同等の相続権
2013-12-09
平成25年12月5日に民法の改正がなされました。民法900条4号前段の「嫡出でない子の相続分は、嫡出である子の相続分の1/2とする」との規定が削除されたのです。 これにより、婚外子(非嫡出子)と嫡出子とは...
相続相談 登記 相続人への「遺贈」は「相続」登記が可能か?
2013-10-30
不動産につき、「遺贈」を原因として所有権移転登記(遺贈登記)をする場合の登録免許税は、不動産の価額の1000の25であるのに対し、「相続」を原因とする所有権移転登記(相続登記)であれば、1000分の6になりま...
相続相談 遺産分割調停が長期化して困っている
2013-10-18
Q 遺産分割の調停が長期化して困っています。なにか良い方法はありませんか?A あります。判例タイムズ№1137(2004.2.10)に、「遺産分割事件処理の実情と課題」と題して東京家庭裁判所の裁判官の執筆記事が...
相続相談 自社株式の価格⑥ 併用方式と“まとめ”
2013-10-17
これは、公刊された書籍ではなく、私が代理人になった岡山家庭裁判所の遺産分割調停事件での、公認会計士の鑑定意見書の内容ですが、これには、「完全な継続企業(永久に企業規模が縮小しない企業)であれば、会...
相続相談 自社株式の価格⑤ 純資産方式を採用した裁判例
2013-10-16
大阪高裁58.2.7決定は、遺産分割事件で、被相続人が残した自社株の価格を決定した事件です。会社の株価については、時価純資産方式が合理的であるとして採用していますが、会社の有する不動産は、時価評価をする...
相続相談 自社株式の価格④ インカム・アプローチ(収益方式)の弱点
2013-10-15
この方式には、⑴ 収益還元法(会社が半永久的に存続することを前提にしたもの)⑵ DCF(Discounted Cash Flow)法(会社の収益期間を限定した上で、その 期間の収益と期間末での財産の処分による収益を基礎に...
相続相談 自社株式の価格③ オーナー社長が持つ自社株の価格
2013-10-13
これは、当然、被相続人が支配株主であるので、支配株主の有する株式の価格ということになります。 1 定義支配株主とは、原則として発行株式数の過半数を有する株主をいいます。議決権制限株式を発行してい...
相続相談 自社株式の価格② 株式評価方法
2013-10-11
以下に、現在の傾向をかいてみます。1-1,インカム・アプローチ(収益方式)・特徴この方式は、会社の収益や利益に着目して会社の株式を評価するもので、最も理論的な方法とされているが、反面、将来の収益予...
相続相談 自社株式の価格① 企業価値評価ガイドライン
2013-10-10
Q 父が亡くなり、相続人の間で、遺産分割協議を始めたのですが、不動産や預貯金等の財産の評価では相続人間で合意ができたのですが、父が起こした会社(非上場で同族会社です)の株式の評価で合意ができず、遺...
相続相談 騙されて遺言書を書かされないようにする方法
2013-09-18
Q 老齢の父のことが心配です。父はかなりの資産を有しており、自分の死後それを妻子にどう分けるかを考え、遺言書を作成しているのですが、最近認知症の傾向が出、昔付き合いのあった女性に懇願されて言われる...
相続相談 相続放棄と未支給年金の取得
2013-09-10
Q 私は父が亡くなったとき、父には多額の債務があることを知っていたので、相続放棄をしました。ところが、最近、父に国民年金の未支給分があることと私に受給権があることを通知で知りました。父の相続を放棄し...
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