顧客の立場に立った提案で、大切な資産の売却をサポート（1/3）

不動産売買の仲介を手掛け、建物のコンディションを確認する住宅診断も実施

　「土地家屋は、みなさまが大切に守ってこられた資産です。当方に売却をお任せいただくにあたっては、常に『自分がお客さまの立場だったら』という視点で考えております。ぜひ、提案内容の違いを体感してください」

　そう笑顔で話すのは、岡山県岡山市北区田中にある「カスケ不動産」代表の内海弥久さん。県南部を中心に、不動産売買の仲介業を営んでいます。

　「中古住宅を査定するには、不動産だけでなく建築にも精通している必要があります。弊社にはホームインスペクション（住宅診断）ができる建築士が在籍しており、専門家の見地から建物の客観的な価値を算出しています」

　住宅診断を行うことで、建物の劣化状況や欠陥の有無が明らかになり、売り手にとっては引き渡し後のトラブル回避に、買い手にとっては契約時の安心材料になると言います。

　「査定の際は、『どこにどの程度費用をかけたら、売却額がいくら変わる』『こういった客層の方が、こんな理由で購入を希望されている』というところまで詳しくご説明させていただきます。価格や売却時期など諸条件が合致した場合は、私どもで買い取ることも可能です」と内海さん。

　さまざまな事情から、やむなく住まいを手放す人には「売る」以外の選択肢を提示することも。
　「一般的に不動産会社は、売買が発生しなければ仲介料をいただけませんので、売却へと話を進めるケースも少なくありません。当方では、お客さまの状況に応じて『住宅ローンを借り換えて住み続ける』『賃貸物件として貸し出す』といったアドバイスもしています」

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【次ページ】実家の売却など相続に関する悩みに応えられるよう、相続診断士の資格も保有

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