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稲田尚久

元教師の経験で伝える感情トレーニングのプロ

稲田尚久(いなだなおひさ)

怒りの取り扱いアドバイザー

コラム

部下のやる気を引き出すコツ!自分の存在価値を認める関わり方

モチベーションを高める方法

2018年5月10日 / 2018年9月15日更新

部下のやる気を引き出すコツ!自分の存在価値を認める関わり方

あなたが働いていて嬉しかったときって、どんなときですか?

・上司から「君のおかげで上手くいったよ」って認められた時
・お客様から「ありがとう」って感謝されたとき

このようにきっと、前向きな気持ちになる声をかけられたり、出来事があったときです。
こういったことがあるから、働くモチベーションとなるわけですよね。


ストロークは心の栄養

他人から肯定的に関わってもらえると、自分の存在を価値あるものだと感じられます。

・自分で自分の存在価値を認める
・周りの人から自分の存在価値を認めてもらう
・自分が周りの人の存在価値を認める

これらをまとめて『ストローク』といいます。
交流分析という心理学の理論での言葉です。
『ストローク』があるから心が満たされます。
だから心の栄養とも言われるのです。

ストロークとディスカウントとは?

『ストローク』は毎日の生活の中でやりとりしています。

「おはよう」「ありがとう」「助かりました」
といったプラスの声かけ。

「そんなんじゃ駄目だろ」「気をつけろ」
といった注意など。

どちらもストロークです。

前者が『肯定的なストローク』
後者が『否定的なストローク』

さらにストロークとは正反対なものがあります。
『ディスカウント』

相手の存在価値を値引く。
自分の存在価値を値引かれる。

無視、拒絶、否定といったことです。

あなたの部下への態度はディスカウントになっていませんか?

「いい加減に仕事を覚えてくれよ。使い物にならんなあ」
部下を叱咤激励するつもりで軽く言った言葉。


上司は『否定的なストローク』のつもり。
でも部下は『ディスカウント』と受け止める可能性もあります。

自分ではディスカウントのつもりはなくても、相手の受け止め方は違います。

人は無条件に存在価値を認められてこそ力を発揮する

さらに、ストロークには『条件つき』と『無条件』の2種類があります。

「売り上げがあがったね。すばらしい」
こういった、何かの条件を満たしたときや行為に対して与えられるストローク。
これが『条件つき』のストローク。

結果が出ようが出まいが、部下の存在そのものを認める働きかけ。
これは『無条件』のストローク。

仕事をしていて、いつも結果を出せるわけじゃないですよ。
上手くいかないときもあります。
そんなときに、『条件つき』のストロークだと、部下を認めることができません。
「もっとがんばれ!」
といった否定的なストロークになります。
これが繰り返されると、部下は上司の関わりをディスカウントと捉えるようになり、モチベーションは下がる一方ですよね。

もし上司が『無条件』のストロークで関わってくれたらどうでしょうか?
「失敗することはあるよ。これも今後の経験になる。君がいろんな経験を積んでくれることはわが社の財産になっていくからね」
この失敗を糧にして、もっとがんばろうって気持ちになりますよね。

これは子育てにおいても同じ。
ぜひこの機会に、自分はどんなストロークを多用しているのかを見つめなおしてください。
特に新入社員にとって、5月は心身ともに疲れがピークです。
あなたの関わり方しだいで、部下も子どももモチベーションが大きく変わります。

私の研修では、アンガーマネジメントだけでなく、こういった部下との関わり方についても学んでいただいています。
ご興味のあるかたは、お気軽にお問い合わせください。

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2018-09-19
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