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稲田尚久

元教師の経験で伝える感情トレーニングのプロ

稲田尚久(いなだなおひさ)

怒りの取り扱いアドバイザー

コラム

子供の進路選択に親はどう対応?子育てで親は不安を言ってはいけない

思春期の子どもへの対応

2018年3月15日 / 2018年9月15日更新

子供の進路選択に親はどう対応?


3学期も残りわずか、1年を締めくくる学年末の時期。
中学校であれば、学年末テストや卒業式も終わり、あとは修了式を残すのみという時期ですね。
中学校2年生ならば、いよいよ来月から3年生。
高校受験という人生の大きな分岐点を迎える1年間になります。
受験生となるんですよね.

子どもの進路を親が心配してもいいが不安をぶつけてはダメ

親御さんもお子さんの成績が気になります。

「うちの子どもの成績で○○高校行けるんでしょうか?」

教師時代、こういった質問をいただくことがありました。
子供よりも親の方が不安になられるかたがいらっしゃいます。
教師へそうやって相談することは構わないのですが、不安を子供へぶつけるのは良くありません。

「こんな成績じゃ○○高校入れないよ!勉強しなさい!」

こういう言い方をしてしまいますよね。

子どもは親が言えば言うほど反発したりやる気をなくす

親としては子どもへ叱咤激励しているつもりでも、不安をあおったり、子どもの状況を否定する言葉を言うのは、実は逆効果なのです。

「そんなこと言われなくてもわかってるし」
「いちいち口うるさい」

こんな反発心のほうが生まれます。

子どもは自分の状況や、どの程度の成績が必要なのかは、中学生ともなればわかっています。
そんなところに、さらに親がやかましく言うと、子どもはどうするでしょうか?

とりあえず、しぶしぶ勉強することもあります。

「親がうるさいから、とりあえず勉強する」

という子どもがいました。

無理やり勉強させられて効果がどれだけあるか?
ハッキリ言って、親が何も言わずに子どもに任せておくことと大差ないと思いますよ。
むしろ、子どもが自分に危機感を感じたときこそ本当のやる気が生まれます。

「勉強しなさい!」は勉強しない子どもに都合のいい理由となる

また、親の口うるささは、実は子どもにとって勉強しない都合のいい理由となってしまうこともあるんですよ。

「勉強しようと思っていたけど、いちいち親がうるさいから、もうする気が起きなくなった」

こういう、理由づけに使われたりするのです。

では、子どもに「勉強しなさい!」と言わなかった場合、子どもはどうでしょう?

「親が勉強しろと言わなかったから、勉強する気がおきなかった」

こんなことを言うでしょうか?
言いませんよね。

子どもは自分で進路を考え自分で歩いていけます

もし自分の成績に伸び悩んでいれば、子どもの方から親へ相談も来ます。

「○○高校このままじゃやばいから、塾へ行かせてもらえない?」

子どもへ任せておくことで、子どもは自分で考え、困ったときには必要があれば親や先生で相談します。
ですから、子どもへ「勉強しなさい!」という言葉はいかに無駄なことか親御さんには理解してほしいのです。

言っても子どもは変わらない。
むしろ、言わないほうがいい。
どうしても親として何か言いたいなら、こう言いましょう。

「お父さんやお母さんに何かできることはある?」

脳は一つのことに注目すると他が見えなくなる

人間の脳は、一つのことに集中すると他のことが見えなくなる性質があります。
さらに、自分の経験や価値観がそこへ入ってきて、自分の都合のいいように見たいことだけ見てしまう。

「このままでは○○高校はムリだ」
「○○高校に行かないと子どもは苦労する」

これは親の都合だけで見ていること。

子どもはもう本当に無理なのか?
子どもはその高校に行かなければ幸せになれないのか?
いろんな方向から考えてみれば、そうでもないのでは?

子どもの人生を親の価値観だけで見ると、こういったことに陥りやすいですね。
子どものできていないことだけに注目するから、そのこととしか見えなくなってしまうのです。

子どもが今できていることや頑張っていることに注目してみましょう。

「うちの子どもに、できていることや頑張っていることなんて見つからない」

そのように思っているあなた。
自分の思考がかなり偏っていますよ。
子どもの良いところが見えなくなっています。

そんなあなたには、僕の講座を受講されることをおススメします。
きっと、子育てのヒントが見つかりますよ。

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