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稲田尚久

元教師の経験で伝える感情トレーニングのプロ

稲田尚久(いなだなおひさ)

怒りの取り扱いアドバイザー

コラム

子供を叱るはずが怒るに変わる?叱る目的をハッキリさせる方法

叱り方

2018年3月12日 / 2018年9月15日更新

子供を叱るはずが怒るに変わる?叱る目的をハッキリさせる方法


子育てにおいて、叱ることは時として必要です。
しかし、子どもを傷つけない叱り方であること。
このことについては、以前のコラムで書いていますのでご覧ください。
子育てに必須、子どもを傷つける叱るときのNGワード④

子どもを傷つけないように叱りたい。
でも、つい感情的に怒ってしまう。
「子どもに感情的に怒りすぎる自分が嫌だ」
と思っている人も多いでしょうね。

叱る目的をハッキリさせてみる

例えば、あなたが仕事から帰ったとき、まだゲームをやめずに続けている子ども。
あなたは子どもを見てイライラしてきました。
さあ、あなたは何のために叱りますか?

・時間を守らせたいため
・勉強させたいため?
・視力を落とさせないため?
・親の言うことを聞かせたいため?
・手伝いをさせたいため?
・私の疲れている気持ちをわかってほしいため?

目的が曖昧なまま見切り発車で叱らない

自分が何を子供へ伝えたいのか?
目的をハッキリさせてから叱ることです。
ところが、イライラしてくると頭の中でいろんなことが混乱し、冷静に考えられません。
怒りを感じれば、体は『闘うか?逃げるか?』の闘争反応と逃走反応へと向かっているからです。

こんなときは、すぐに言葉を発しないほうがいいです。
一度、部屋から出て深呼吸したり、背伸びをしたりして、子どもへ何を伝えるか考えてみましょう。
見切り発車のままで叱ってしまうと、目的がはっきりせず感情をぶつけるだけになってしまいますし、あれこれ言いたいことばかり言ってしまいます。

怒られた子供も危険を感じて防衛感情が働く

怒りは防衛感情でもあります。
危険を感じたとき、すばやく闘ったり、逃げたりするため。
そのために怒りの感情はあるのです。

親が怖い顔をしてヒステリックに怒れば、子どもはどう感じるでしょうか?
「怖い!」
と瞬間的に感じ出ます。
それは脳の偏桃体という部分で感じます。

そうなると子どもの体も『闘うか?逃げるか?』の反応になるのです。
子どもは怖くて逃げる。
子どもは反抗的に怒る。

親として伝えたい大切なことは、伝わらないですよね。

反射的に怒らないためには体を動かすようにする

アンガーマネジメントでは、反射的に怒らないための様々なテクニックがあります。
日頃から、イラッとしたとき、何か体を動かす癖をつけておきましょう。

・深呼吸
・背伸び
・手をグッパーグッパー

できれば、小さなイライラのときにやるようにしておきます。
自分が冷静さを保てる時、意識してやっておくと、いざという時にできるようになります。
そして、少し気持ちを落ち着かせてから、叱る目的をハッキリさせて叱ること。
目的は一つに絞ったほうがいいですよ。
あれこれ言おうとすれば、子どもも混乱しますし、親も混乱し、またボルテージが上がってきますからね。

関連するブログもご覧ください。
怒る目的をハッキリさせないからイライラしてしまう
叱るときの基準をハッキリさせる

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2018-09-22
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