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稲田尚久

元教師の経験で伝える感情トレーニングのプロ

稲田尚久(いなだなおひさ)

怒りの取り扱いアドバイザー

コラム

怒りが伝染するのはモノマネ?不機嫌な人の怒りから自分を守る方法

アンガーマネジメントとは?

2018年3月6日 / 2018年9月15日更新

怒りが伝染するのはモノマネ?


ドラマを見ていて、思わず感動の涙を流す。
こういった、自分とは関係のない他人の行動を見て感動してしまうのは、人間に相手の立場を理解し共感する能力があるからです。

これは、脳の中にある【ミラーニューロン】という神経細胞があるからだと言われています。
【モノマネ細胞】とも言われます。
他者の行動を見て、鏡に映る自分を見るかのように感じるので、そのような名前がつけられているようです。

さてこのミラーニューロンは、他人を共感するために役立ちますが、時として他人の怒りまで真似てしまうこともあるのです。

怒りは伝染しやすい

例えばこんなことはないでしょうか?

朝からイライラした表情で出勤してきた同僚のAさん。
なんだか、Aさんのチームだけが雰囲気が悪い。
これは、ミラーニューロンが不機嫌なAさんの表情を真似てしまっているのです。
怒りの感情はとても影響力が強く、その場の雰囲気を大きく変えてしまいます。

怒る人と同じ感情やペースを受けるから失敗する

さらに、AさんはBさんの作った書類のミスに腹を立てて怒り始めました。

「この部分は何度も気をつけるようにって注意しただろ!何度も同じこと言わせないでくれ!」
Aさんは、かなりイライラしてまくしたてるように言います。

「おいおい、俺だって忙しい中やってるんだ。こっちの立場もわかってくれよ!」
BさんはAさんの言いがかりにイライラしたのか、負けじとまくしたてるように言い返しました。
二人はヒートアップし、社内は騒然となりました。

この二人の対応はよくあるやりとりです。
実はこれも、ミラーニューロンの影響です。
・Aさんの怒りを同じように感じてしまう
・Aさんのまくしたてるような言い方を真似てしまう

目の前の人の影響を受けやすいことを理解していれば、こういったことも防ぐことができます。

怒ってくる相手にはゆっくり話すようにする

目の前の相手が怒ってきたら、まずやること。

・同じ行動をとらない

これを意識してみましょう。
相手と同じ土俵へ乗らないということですね。
土俵へあがってしまうと相撲をとらなきゃいけなくなります。
そして後味の悪い結果になりますからね。

また、怒って話しかけてくる人は、まくしたてるように早口になることが多いです。
すると、ついつい自分も早口になって対応してしまいます。
早口になれば、冷静に判断して伝えにくくなります。
そこで、あえてやったほうがいいこと。

・ゆっくりとした口調や間を入れるようにする

こうすることで、怒っている人のミラーニューロンが冷静な人を真似しようとします。
怒っている方も少しずつ冷静になっていくわけです。

今回のまとめ
①イライラしてる人の表情や口調に注目しない
→注目すれば自分まで不機嫌になって怒りが伝染する

②怒りをぶつけられても同じ行動をとらない
→相手の土俵へあがってしまうと後味の悪い結果になる

③怒ってきた相手には、ゆっくりした口調や間を入れるようにして話す
→相手のミラーニューロンが冷静な対応を真似ようとします

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