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小川信行

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小川信行(おがわのぶゆき)

一級建築士事務所 ヒマラヤ空間工房

コラム

マグニチュードと震度

耐震診断

2018年7月11日 / 2018年8月14日更新

地震が起こると真っ先に報道されるのが、マグニチュードと震度です。
マグニチュードは、震源のエネルギーの大きさで、震度はある場所の揺れの強さです。
聞きなれた言葉ですが、マグニチュード6.0(以下、M6.0)とか、震度6弱とか言われても、漠然とわかっても、なかなかピンときません。
これは、人間の感覚に比べれば、地震のエネルギーは桁はずれに大きく、その揺れも普段は経験しない強さだからでしょう。

マグニチュードについて

マグニチュードがピンとこない理由は、地震のエネルギーを対数で表わしているからです。
対数で表わすと、例えばM6とM8ですが、実際は、M8はM6の1000倍のエネルギー量です。
また、M7.7とM7.4では、対数で表わすと、ほぼ同じに見えますが、実際は、M7.7はM7.4の2倍のエネルギー量です。
地震のエネルギー量がとてつもなく大きいので、対数で表記されるという訳です。
東北大震災以前は、なぜかマグニチュードの上限はM8.6が最大と言われていましたが、M9.0を記録しました。
マグニチュードが0.4の差なので、東北大震災は最大規模と考えられていた地震の2倍以上のエネルギー量だったことになります。

震度について

正式には、気象庁震度階といい、震度0から震度7まで10階級に分けられます。
2階級多いと思われかもしれませんが、震度5と震度6はそれぞれ5強5弱、6強6弱に分けられました。


気象庁のHPにある、震度と揺れの状況をまとめた表です。(クリックして拡大)
昔は、気象庁の職員が体で感じて?震度を判定していたそうです。
今は、地震計で計測された加速度などから算定されます。

本の紹介

上記「マグニチュードについて」は、大崎順彦著『地震と建築』(岩波新書)から引用させてもらいました。
著者は地震工学の著名な研究者ですが、映画『日本沈没』の話や菅原道真と地震の話など、たいへん読みやすく、また地震工学の専門的な説明もたいへんわかりやすいです。
この本は、既に絶版になっていますので、図書館または古書店などでお探しください。

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