マイベストプロ岡山
福本智恵子

体幹を調えて美しい姿勢に導くプロ

福本智恵子(ふくもとちえこ)

Cosmos(コスモス)

コラム

赤ちゃんの発達を妨げている、フツーの子育て・・抱っこ③

2014年6月3日

テーマ:赤ちゃん・子ども

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育





あなたは赤ちゃんや子どもをいつまで軽々と抱っこできますか。

赤ちゃんや子どもは抱っこが大好きですね。
特に自分で動けない頃の赤ちゃんは、抱っこをしてもらうしか動く手段がありません。

生まれたての頃は軽くても成長するにつれて重たくなってきます。
何ヶ月経っても「重たい・・」と感じるのですが、
ある日生まれて間もない赤ちゃんを抱っこすると「軽い~~」と感じますね。
我が子も生まれた時は同じくらいの重さだったのですけどね。

徐々に体重が増えるので、毎日の抱っこによって重さに慣れてきます。
からだは「これくらいの重さだからこういう準備をしよう」と、
無意識に重さを支える準備をします。

例えば、鉛筆1本を持つ時と、大根を1本持つ時は、意識しなくても無意識のうちに
軽い・重いを判断し、その重さに適した力加減をしています。

また500mlのペットボトル2本で、1本は500ml入っているが 、
もう1本は空っぽ。
それぞれを持ち上げる際には、軽い・重いの判断を瞬時に、また無意識にしています。

軽いものを持つのに体中の筋肉を総動員する必要はありません。
無駄な力を使わなくても持てるからです。
その反対に重たいものを持ち上げるには、指先や手の力だけでは動かないので、
多くの筋肉に力を発揮させるようにからだを使います。

この重さに応じたからだの使い方が適切であれば、スムーズな流れで、
無理・無駄のない動きによって、からだへの負担(故障に結びつくような負荷)は
ほとんどかからないでしょう。

しかし、物を持ち上げる前に、自分のからだを支えていなかったり、
動くことで骨盤・股関節、脊柱がグラグラとぶれていたらどうでしょう。
物の重さを支え切れず、使わなくてもいい筋肉まで総動員しなければ、
目的を遂行できないでしょう。


赤ちゃんを抱っこするには、まず抱っこする人のからだが安定していること。
そして抱いている間は赤ちゃんが安定するような支え方ができていることが必要です。

「重たい」と感じる場合、肩や腕に力を入れ過ぎていますせんか。
自分のからだも赤ちゃんも支えるのは、肩や腕の筋肉ではありません。

体幹を支えるには、妊娠中や産後に特に弱くなっているお腹まわりの筋肉が重要です。
自分のからだを支えられず、肩や腕の筋肉をガチガチに固めた抱っこは、
赤ちゃんにとって心地よいでしょうか。

ハンモックのように柔らかく包まれた抱っこと、すのこのように固く反発し合う抱っこ。
赤ちゃんがゆったりと脱力でき、しなやかな動きにつながる抱っこができるよう、
抱っこする人のからだも調えましょう。

特に姿勢としなやかなからだの使い方が日常的に身につけば、腰痛や肩こり、
その他の不定愁訴もやがて消えていきます。

産後に必要なコンディショニングは赤ちゃんのためでもあるのです。
自分で動いて調えていくこと。
筋肉を調整し、骨格を調え、しなやかに安定した動きを身につけましょう。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・


■ 子どもの脳力を育み、能力を高めるからだづくり
■ からだの動きが脳をつくる、しなやかな動きがきれいな姿勢をつくる
■ 赤ちゃんの体幹コンディショニングが将来のからだとこころをつくる


【 Studio Grace Mam 】

ママ&ベビー・キッズ専門スタジオ

~赤ちゃんの運動の偏りを改善し、脳の発達を促すケア&コンディショニング
親子の姿勢アクティブ・コンディショニング~

http://cosmos-c-c.jimdo.com/studio-grace-mam/


●《赤ちゃんの発達を促し、脳とカラダとココロを育む講座》

赤ちゃんの発達段階に応じて、運動発達を促し、しなやかな動きを身につけます。
よい姿勢は生まれた時からのからだの使い方で作られていきます。
お母さんとのふれあいや遊びを通して、アタッチメントを形成し、
からだもこころも健やかで豊かに育んでいきます。
お母さんの産後の姿勢づくりにより、体型をもどし、腰痛・肩こりなどを解消。
子育てに必要な体力をつけ、赤ちゃんとの時間を楽しみましょう。

* 赤ちゃんひとりずつの段階に応じたオーダーメイドの内容です。
気になる動きなど、詳細はHPをご覧ください。
お母さんのからだの状態の応じたコンディショニングは、
動きの癖を改善し、妊娠前よりも動けるからだづくりをします。

★ 赤ちゃんの発達のケア&コンディショニング講座 Ⅰ
(ねんね~寝返りクラス)
★ 赤ちゃんの発達のケア&コンディショニング講座 Ⅱ
(寝返り~はいはいクラス)


● 《幼児の運動能力を高め、しなやかな動きでよい姿勢になる講座》

しっかりと動けるようになったら、さらに様々な動きが可能になります。
1歳までに作られた「姿勢」と「動き」の基礎によって、その後に
できることの幅が広がります。
ハイハイをしなかった、寝返りが偏っていた、からだが硬かったなど、
赤ちゃんの頃の段階を飛ばしたり不足している場合は、
歩き始めてから補ってあげましょう。
お母さんの姿勢も変わり、きれいな身のこなしができるようになります。


★ 幼児のアクティブ・コンディショニング&ダンス・フィット 講座
(姿勢、歩き・走り、動きづくりクラス)


◆ お問い合わせは・・
http://cosmos-c-c.jimdo.com/問い合わせ/
090-5703-4877

◆ Studio Grace Mamの詳細は・・
http://cosmos-c-c.jimdo.com/studio-grace-mam/

この記事を書いたプロ

福本智恵子

体幹を調えて美しい姿勢に導くプロ

福本智恵子(Cosmos(コスモス))

Share

関連するコラム

福本智恵子プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
090-5703-4877

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

福本智恵子

Cosmos(コスモス)

担当福本智恵子(ふくもとちえこ)

地図・アクセス

福本智恵子のソーシャルメディア

rss
健康が一番!
2011-08-22
rss
賢い子育てのススメ
2015-07-02
  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ岡山
  3. 岡山の美容・健康
  4. 岡山のエクササイズ・フィットネス
  5. 福本智恵子
  6. コラム一覧
  7. 赤ちゃんの発達を妨げている、フツーの子育て・・抱っこ③

© My Best Pro