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福本智恵子

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福本智恵子(ふくもとちえこ)

Cosmos(コスモス)

コラム

ケガをしやすい手の着き方

2012年7月17日 公開 / 2014年7月3日更新

テーマ:小学生

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育



先月に続き、今年度2回目の小学校放課後教室に行きました。

『よい姿勢とケガ予防のバランスボール遊び』

バランスボールに乗るとバランスが良くなると思いますね。
しかし、まっすぐ立てない、クニャクニャしているなどの
バランスが悪い姿勢や動き方をしている場合、
バランスボールに乗ってもなかなか上達しません。

バランスボールを使う前にちゃんと立てる、しっかりとからだが使えるように
調える必要があります。


バランスボールは座るだけではありません。

お腹や足を乗せて手を床についたり、
胸を乗せて手をつかずに1回転したりと、
転がるボールをコントロールするために、
様々なからだの働きが重要になってきます。


今回行なったエクササイズの中で、子どものからだの使い方で気になる点が
いくつも見えてきました。

いつも子どもに指導する際に感じるのは、
「しっかりとからだを使えていない」こと。

正しい使い方ができていない、動かし方が中途半端など、
使えるものをすべて使っていないのです。
それが原因で姿勢が悪くなっています。


今回気になった点のひとつをご紹介します。

それは両手を床についた時の手の着き方です。







バランスボールにお腹を乗せて、両手を床に着き、
前に移動したり、後ろに移動したりを行なう場合、
手を足のように左右を交互に動かします。

その際の手の着き方がアシカやオットセイのように
指先が横に向いているのです。
動かす前から、つまり、床に手をついた時から指先は横向きです。
そのまま左右を動かすのです。

では、ボールにお腹を乗せずに、膝を床につけた時はどうでしょうか。
これも同じように指先を横に向けて手を床につけています。
そのまま前や後ろに移動すれば、ボールの時と同じような動かし方をします。


このような使い方は、マット運動や跳び箱などにも関わってきますよね。
また、転んだ時にとっさに手を出した時の着き方にも。
手首や肘・肩を傷めることもあり得ます。


このコラムを読まれている方は、
「うちの子はどうだろう?」
「子どもが学校から帰ったらやらせてみよう」と思われたのではないでしょうか。

ちょっと待ってください。

その前に、まずご自身で行なってみてください。
指先を前に向けた手の着き方と、指先を横に向けた手の着き方の両方を。
前や後ろに移動してみましょう。
どのように感じますか。



子どもも大人も「しっかりと立てる」ための『姿勢づくり』の
【アクティブ・コンディショニング】が必要な時代です。

よい姿勢は、体力・学力・脳の働きを高めます。


【アクティブ・コンディショニング】は年齢に合わせて
「姿勢」と「動き」づくりを行ないます。
「しっかりと立てる」ための姿勢づくりの教室です。

● 『親子の姿勢アクティブ・コンディショニング教室』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/217/


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