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武冨美恵子

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武冨美恵子(たけとみみえこ)

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コラム

マナー 日本の暮らしを楽しむ!雑節って何?

冠婚葬祭のマナー

2017年1月8日 / 2018年9月17日更新

【マナー 日本の暮らしを楽しむ!雑節ってな~に?・・・美活・美育・【美ECO】ライフ№131】

雑節とは・・・

 節分や彼岸など、季節を感じさせる行事がありますが、これらは二十四節気と違い、雑節と言って、日本人の生活文化から生まれた日本独自の知恵と経験の集約です。
 雑節とは気候の移り変わりを生活に取り入れるために設けられた暦日の事です。梅雨入りを目安とされた「入梅」、台風に注意日とされた「二百十日」など、農業や漁業を行う上で気候の変化をとらえていますので、人々は暮らしに役立てています。






主な雑節

主な雑節には次のようなものがあります。
「節分:せつぶん」 立春の前日(2月3日頃)
「彼岸:ひがん」 春分と秋分をそれぞれ中日とする七日間
「社日:しゃにち」 春分と秋分に最も近い戊の日
「八十八夜:はちじゅうはちや」 立春から88日目(5月2日頃)
「入梅:にゅうばい」 立春から135日目(6月11日頃)
「半夏生:はんげしょう」 夏至から11日目(7月2日頃)
「土用:どよう」 立春、立夏、立秋、立冬の前各18日間
「二百十日:にひゃくとおか」 立春から210日目(9月1日頃)
「二百二十日:にひゃくはつか」 立春から220日目(9月11日頃)

 二百二十日は八朔(旧暦の8月1日)、二百十日とともに天候が悪くなる農家の三大厄日とされています。統計的には台風は二百十日から9月下旬にかけて襲来することが多く、二百二十日を警戒する必要があるようです。
 
 社日は聞きなれない言葉ですが、
産土神(生まれた土地の守護神を祀る日、この日は産土神に参拝して、春には五穀の種を備えて豊作を祈願し、秋にはその年の収穫に感謝します。また、春の社日に酒を飲むと耳が良くなるという風習があるそうです。

 

旧暦とは

暦を学ぶには新暦と旧暦の違いを知ることも重要です。
現在、私達は新暦を使っています。
新暦とは地球が月の周りを一周する周期を1年とする(約365.24日)です。365日に端数が生じるために4年間に1度、うるう年を設け、一日足して誤差を調整しています。
対して、明治の改暦以前に約1200年使われていた旧暦は、月の満ち欠けを1ヵ月として、12朔望月を1年としました。(約364.36日)。約3年に1度(19年に7回)閏月を入れて調整していました。
 旧暦では月の満ち欠けをベースに、太陽の動きを取り入れた「太陰太陽暦」のことです。
1日は必ず、新月になり、1年は立春に一番近い新月の日から始まります。すると1年が364,36日となり、365,24日で一周する太陽の動きとずれることになります。その調整のために3年に一度閏月(閏月)を設けていました。閏月には1年が13か月になります。
 旧暦では、月名と季節のずれが生じます。それを補うのが太陽をベースにしていて、毎年ほぼ一定している二十四節気でした。
 2017年、今年は閏月があります。
 日本の暮らしを楽しむための「二十四節気、七十二候、雑節」について、学びました。
そのもとになっているのは旧暦です。
 天気予報などで、耳にするこれらの言葉を気に留めて、日本の季節感をさらに楽しみましょう。

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