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武冨美恵子

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武冨美恵子(たけとみみえこ)

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コラム

マナー 「祭」のしきたり おせち料理

冠婚葬祭のマナー

2016年12月30日 / 2018年8月19日更新

【マナー 「祭」のしきたり おせち料理・・・美活・美育・【美ECO】ライフ№128】
一月は睦月とも言われています。「睦月」の由来は、正月に家族が集まり、睦み合うことに由来するという説があります。
旧暦では、正月は、立春に近い新月の月とされています。
古来、お正月はお盆と対をなす、先祖の霊を迎える行事のようでしたが、次第に歳神を迎え、一年の五穀豊穣を祈る節目の祭りへと変化したようです。
 
よく年賀状に元日や元旦と記載されていますが、違いはあるのでしょうか。
元日は1月1日をいい、元旦は元日の朝の事を言います。




 
正月は私達、日本人に取りまして重要な儀式でしたので、お節料理、鏡餅、雑煮など多くの伝統的なしきたりが今も残っています。
 なんとなく省略されがちですが、先人の思いやいわれをくみ取って、楽しめる範囲で楽しまれてはいかがでしょうか。
 
「節供(後に節句)料理」は、本来季節の変わり目である節日に神様にお供えする料理の事でした。それが年中行事の中で盛大に祝われる正月に振る舞われる料理をおせちと呼ぶようになったようです。
 一品一品、語呂を合わせた縁起物で作られており、人々の願いが込められています。
 例えば、私が大好きで毎年作ります「栗きんとん」
 きんとん(金団)は「金が詰まった」と言う意味で豊かな一年を過ごしたいという想いが込められています。
 他にも「昆布巻き」よろこぶの語呂合わせ、「鯛」めでたいなどがあります。
 
 皇室の新年の迎え方の記事を読みましたが、
 皇室でも大掃除をしたり、神様へご挨拶をしたりおせちを頂いたりと諸行事をなされているようです。
 特に元日、天皇陛下は天皇だけが身につけることができる黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)に身を包み、午前5時半から「四方拝」にお臨みになられるそうです。
初めて知りましたが、夜明け前の澄んだ空気の中、天皇陛下が国民の幸せや世界の平和を願って、伊勢の神宮と天地四方の神々を遥拝する子の儀式は飛鳥時代に始まり、以後、続けられ天皇陛下お一人で行われ、代拝ができない特別な儀式のようです。
 
そして、元日の9時30分からは「晴れの御膳」という箸を立てる所作のみの儀式食が後醍醐天皇の頃から続いています。
 三寸二分の高さに強飯を盛った「御高盛」(おたかもり)
 一寸八分に盛った「御平盛」(おひらもり)
 塩引きした紅鮭を切り重ねたもの、雲丹の笹蒲鉾、塩ゆでした才巻海老に強仕立ての巻鯉のほか、鮎の白干しや干した雉の薄切りなど、干物や乾物を中心にした食事が朱塗りの台板に並びますが、天皇陛下は箸を立てる所作をするのみで実際に召し上がられません。
この「晴れの膳」が現在、私達にも浸透していますおせちの起源と言われています。
現在のおせちは、天皇家の正月料理が江戸時代に武家に伝わり、町人が発達させたもので、お膳ではなくお重に詰めるスタイルは江戸中期以降に確立されたようです。(参考:おせちのルーツは皇室にあり 柳原一成)

江戸時代と言えば、大河ドラマの真田丸が先日、終わりましたが、時代もその後ですのでちょうど400年前ごろからおせち料理が続いていることになります。
このような伝統文化を是非、継承していきたいものです。

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