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武冨美恵子

美しい姿勢と笑顔づくりのプロ

武冨美恵子(たけとみみえこ)

ライフサポーターDre-am

コラム

マナー 小学一年生のお箸の持ち方教室

和食のマナー

2016年12月13日 / 2016年12月16日更新

【マナー 小学一年生のお箸の持ち方教室・・・美活・美育・【美ECO】ライフ№124】
 本日は小学一年生 2クラスの「箸の持ち方教室」の講師を致しました。

 

「箸の持ち方」の現状

 一年生2クラスのお箸の持ち方を事前ヒアリングで確認しましたところ、多くの方がクロスしていて上手に持つことができていないという返事でした
 40分の授業でできる限り、持ち方を改善したいと思い、箸の持ち方に重点を置くことにしました。取り上げ方やさげ方、お椀を使った時のお箸の取り上げ方などもお伝えしたかったのですが、時間と状況を配慮しましたプログラムにしました。
 最初に自己流で持って、箸先を付けてもらいましたが数人の児童が付くだけでした。
何度か説明して、練習をしてもらった後に確認致しますと自己申告ですができなかった児童が数人でした。
 自己紹介の際に、私のマラソンの話をして練習すればできるよとしっかり伝えました。
 最初に箸を持った際に不安そうにしていた子も、繰り返し練習するうちに、目がキラキラ輝いてきました。

 

授業から感じた事

 二つのクラスの授業を受け持ちますと、同じ授業をしても反応が違います。同じことを尋ねても答えてくれる内容が違います。担任の先生のサポートも違います。特に感じました事は、移し箸の説明をしました時に、葬式で骨ひろいを経験している子がいると、「移し箸」の説明をしますとすぐに反応があり、経験したことを説明してくれました。一方、そのような経験がない子は「自分の箸で触ったものを他の人が箸でつまんで食べるので、風邪などを引いてはいけないから」と、衛生面からの答えを述べます。何かを経験することとそうでないことの違いは子供達を通して、学ぶ事ができました。
 又、お正月に使う祝箸、どうして先が両方とも細いのかという問いに対して、
「片方は自分、反対側は神様。」と、答えられた児童がいましたが、お祖母さんに教えて頂いたということでした。このことがすべてとは申しませんが、日本文化に関することはやはり人生の先輩、年配の方が良く知っている場合が多いようです。周囲にそのような大人がいることがいて、コミュニケーションが図られていると子供達の知恵袋を大きくしてくれることでしょう。




 

児童の感想

 4時間目の授業で担任の先生が児童に感想を聞いてくれました。
 「箸がクロスして上手に持てなかったが、先生に教えてもらって上手に持てるようになりました。ありがとうございます。」と、女子
 とても、嬉しいコメントです。先生冥利に尽きます。
 「家でも上手に持つことができるように、持ち方の練習をします。」と、男子
 とても、前向きな感想を嬉しいです。皆さんの前で中々こう宣言できません。
 「お箸がクロスしていた。持ち方を教えてもらい、上手にできるようになって嬉しい。」と、女子
 嬉しいと感情も表現してくれて、私も嬉しいです。
 「家では練習していなかった。練習してできるようになった。」と、女子
一生懸命、感想を言ってくれましたので余計に嬉しくなりました。一生懸命が素晴らしいです。
 

今後の課題

箸の持ち方をどなたかに教えて頂いたかと、問いかけると6~7人は教えてもらったようです。
では、誰かを見て覚えたのかと、問いかけると20人ほどの手が上がりました。
実際は幼いころに親や大人の人に教えてもらったかもしれませんが、忘れたり気が付いてないのかもしれませんが。

校長先生との対話の中でも、鉛筆を持つ練習の時間は作ったがお箸の持ち方は随時注意するだけで、練習までできなかった。
練習するとこんなに短い時間でも上達することを実感されたようです。意識を持って職員も意識を持とうということでした。
今後はお母さんたちにも「お箸の持ち方」を学んでいただきたいと願います。そうすることによって、他の子供にもご改定で教えることができます。
お箸と言う文化の橋渡し、長い間、守られてきた「綺麗なお箸の持ち方」を次の世代に受け継がれることを願っています。



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