コラム
21世紀真っただ中
2020年1月6日 公開 / 2021年2月10日更新
あけましておめでとうございます。幸多き新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また旧年中に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます。
いよいよ 2020 年東京オリンピックパラリンピックの年となりました。皆様の応援態勢はいかがでしょうか。私事ですが、1次2次の抽選でそれぞれ 1 セッションずつ当選し8月7日 8日に現地ライブ応援に行く予定です。行き先は東京ではなく、自転車トラック競技の行われる伊豆ベロドローム、修善寺の山の中です。それでも運よくチケットが入手でき今からわくわくしています。
21 世紀になって約 2 0 年、世紀の 5 分の 1 が経過することになります。身の回りでは IT から AI 、 RPA( ロボティク・プロセス・オートメーション が、様々な分野で活躍し始めています。税務会計業界では、オックスフォード大学の論文「雇用の未来」で「税理士・会計士の仕事がなくなる」と言われて 6 年、会計の自動化は所々で見えるようになってきました。 5 年後か 10 年後には AI ・ RPA の進展によって、今まで仕事と思っていたことが人間のする仕事で無くなる時がくるのは必然でしょう。
「雇用の未来」でいう税務会計の仕事とは、単純な会計作業や税務申告を指すと理解しています。これからの税理士には、顧問先である中小零細企業の社長や事業者に寄り添い、税務会計に留まらず経営、人生一般まで幅広い相談にのること。事情を深く解ってこその鼓舞激励や冷静さを促すような、人間でないとできない温かみのあるものが要求されていると思っております。そのためにテクノロジーを利用して効率を上げ、その分をお客様にお返しする気持ちでお話する時間を増やし、喜んでいただいて必要とされ続ける事務所でありたいと考えています。
将来、21 世紀らしい変化が起こったのはこの年かと言われる、まさにその時を 我々は歩んでいるのではないかと感じています。
2020年 が皆様にとって良い年となりますよう、あさひ合同会計グループ一丸となって励んでまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
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