コラム
知っておきたいIT用語 -RPA-
2018年1月1日 公開 / 2021年2月10日更新
まずRPAという言葉についてですが、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略で、これまで私たち人間がパソコンで行ってきた定型作業を、ロボット(ソフトウェア)を活用することで自動化することです。この定型作業ですが、例えば販売会社で、毎日販売システムから受注情報を出力し、別で管理しているExcelへ情報を入力。そしてその情報を各担当者へメールで送信する。などといった場合です。管理上この管理体制を変えることはできませんが、これを少しでも省力化しようと思えば、今行っている受注情報からExcel、メール送信までを自動化したいということになります。そこでこのRPAです。ロボットへ人が行うのと同じ手順を教え、人が扱うのと同じ要領で作業をさせます。ロボットがメールを確認し、ロボットがExcelへ登録、そしてメール送信を行う。これによってその作業を行っていた人件費を圧縮することができます。人が行った場合、見間違いや作業間違いによってミスが発生することがありますが、このロボットであればそういったミスをなくすことができ、さらにロボットなので24時間365日作業してくれます。
今回は簡単にRPAをご説明しましたが、皆さんの会社でも定型作業の繰り返しに人手がかかっている業務もあると思います。作業量によってはRPAを利用することでコスト削減や時間の確保などが行えるかもしれません。今後どんどん普及すると思われるのでそういった検討も行ってみてください。
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