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中村亜樹

ファイナンシャルプランの設計に基づく不動産のプロ

中村亜樹(なかむらあき)

花菱不動産株式会社

コラム

新築住宅の失敗例  建売住宅

新築 失敗

2015年12月15日 / 2015年12月23日更新

③建売住宅の失敗例

これまで、後悔するポイントについて、注文住宅、工務店と上げてきました。今回は建売住宅です。

とその前に、後悔しやすいポイントについて要約します。

①メーカーや工務店の営業マンの話をたくさん聞けば聞くほどに、誰の言っていることが正しくて、誰が間違っているのかが分からなくなって、価格(必要以上に安い買い物にしようとしてしまう)と営業マン(気が合う人)で決めてしまいがち。

②車などと違い、購入する実物を見て、試乗して買うことが出来ない、また失敗覚悟で買うような安い買い物でないため、イメージでしか買うことができずに完成品がイメージと合わない可能性がある。

そこで、今回の建売住宅の特徴について後悔ポイントと比べてみます。

特徴① 完成品を見て買うことが出来る。
特徴② 価格が安い。

後悔の原因である、イメージという点においては、見て買えることを考えれば、失敗は減りそうです。そして、価格の安さも大きな利点ではあります。但し、安いものは安いなりという可能性もあります。使用している資材、建具などできるだけ多くの情報収集をしてから購入の判断をするべきです。『安い』に飛びついてしまうと失敗してしまうかもしれません。
加えて『間取りが選べない』というデメリットもありますが、こちらも見てから購入できる点で考えると後悔とはならないでしょう。
その他、自分の購入したいエリアにない、自宅の建て替えとしては考えられないなどは前提条件としてのデメリットであり、後悔にはつながりません。
やはり、一番大きな後悔につながるポイントとしては、住宅性能が落ちる『安かろう、悪かろう』であるかもしれないという点でしょう。

ただ、最近の建売住宅は性能の良い住宅も増えてきていて、耐震等級3(最高ランク)を備えている住宅もあり、実際のところ、注文住宅以上の性能を備えた住宅もありますので、一概に住宅性能が悪いとは言えません。建売住宅の建築を専門としている会社は、広告宣伝費、人件費など、住宅建築に関係の無い間接的なコストをとにかく削減するように努めることで、住宅を安く提供し、誰でも家を買えるようにすることを目標にされています。少ない金額のローンを組めば、支払う金利も少なくなります。特に、自然災害の少ない岡山(活断層が無い、台風などの自然災害が少ないなど)は、住宅のスペックに必要以上に費用を裂かなくて済む恵まれた立地です。何を重視して、何をあきらめるかの判断をきちんと考えれば、『安かろう、悪かろう』の住宅を掴まされることはありません。
 
ここでもう一つ、住宅購入の後悔するポイント。お金の借り過ぎ。夢のマイホームとなると少しでも良い仕様にしたいと思うのが人情。住宅会社や銀行の言うままに借りられる金額の上限近くまでローンを組んでしまうと後悔する道につながる可能性が高くなります。諸条件にもよりますが、一般的に年収の8倍くらいまでは住宅ローンを組むことが出来ます。ですが、やはり年収の5倍くらいというのが一つの目安だと思います。もちろんそれ以上借りることが悪いわけではありません。ただ考えてみてください。子供さんの教育資金、老後に掛かる費用、家族での旅行など、住宅費以外に掛かるお金は突発的なものも含めて、なかなか読み切れません。

『いくらまで借りられるかでなく、いくらなら無理なく返せるか』をしっかり考えてください。その点からしても建売住宅というものは、岡山という自然条件の下では十分に検討する価値があるものです。オーバースペックの住宅に多額のローンを支払うのが良いか?必要不可欠なものを満足する住宅に安心した返済計画のローンで暮らすのが良いか?現実的な道はどちらでしょうか?

当社では、ご家庭の状況から今後起こりうるライフイベントを元にご家族のキャッシュフロー表の算出のお手伝いをしております。本気で購入を検討されているお客様には、キャッシュフロー表は無料でご提供しておりますので、ご相談下さい。

資金的に余裕のあるお医者様でも当社で建売住宅を購入された方は何組もいらっしゃいます。住宅購入は資金計画だけでなく(資金計画も含めて)、自分に必要な物を必要に応じて考える、『取捨選択』が重要なのです。

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