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鶴留理恵

専門知識と技術、寄り添う心で癒すアロマケアのプロ

鶴留理恵(つるどめりえ) / セラピスト

訪問専門アロマ kokoro

コラム

なぜ高齢者施術に特化するのか

2019年11月27日

テーマ:施術について

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: 外反母趾魚の目社会福祉士



少し前のコラムの続きです。

はい、ではなぜタブーとされる高齢者の方へ
施術をするのか。

理由はたくさんありますが、
まとめにまとめて
3つお伝えしたいと思います。

一つ目
糖尿病わ腎臓の働きが落ちた方、
心臓疾患がある方、
特に問題がなくても、
加齢による循環器の機能の低下などから 
足の血液循環、血行不良などが起きやすくなります。

しかも、
ご本人は足の裏を見ることができない
場合が多いのです。

膝が悪ければ、曲げることが困難。
股関節がかたい方も、同じく足の裏を自分で確認することができません。
脊柱管狭窄症などで背中を手術した方も、背中を曲げることができないので、身体を前に倒すことが困難なので、確認できない方も多いです。

この、血行がよくない状態が続くと
組織自体が死んでしまい、壊疽(えそ)を起こしてしまうことがあります。これは、時間経過と共にすごいスピードで進行するそうです。
糖尿病、透析をしている方は特に要注意です。
小さな傷から、壊疽を起こす可能性もあります。

私達は、心も大切にしますが、足をじっくりみます。足裏の色や傷がないかなどをチェックします。必要があれば、写真を撮り、職員さんやご家族にお伝えします。場合によっては、下肢病変専門の病院をお伝えします。勿論、記録します。(毎回、どの場合にも施術記録は残しています)
これが、高齢者に特化する一つ目の理由、脚の予防的意味合いを含んだ観察です。


二つ目
痛みや痺れ、違和感を抱えて生活している方が多いのです。
原因はそれぞれですが、
痛みや痺れは、脳がキャッチしています。
脳が、教えています。

高齢者アロマフットケアの施術は、
優しいタッチング(足裏は少し刺激を与えます)と包み、さすりを基本にしています。
なでさするという優しいタッチングにより、
気持ちいいと感じた脳が幸福ホルモン(オキシトシン)を分泌します。
オキシトシンが分泌されることで、
神経系や内臓、さまざまなホルモンが
身体を良い状態にもっていくよう働きかけます。
そのため、痛みを受け取る感覚が弱まります。
個人差はもちろんありますが、
痛みや痺れに関しても、楽になった!というお声はよく頂きます。

痛みや痺れを感じながら生活することで、
気持ちのふさぎ込み、
動くことが嫌になり、
筋力が低下し、
歩行状態がよくなくなり、
転倒…

そんなこともあり得なくはないですね。

できるなら、
少しでも痛みなく生きていたいですよね。
しかも、気持ちいいと感じることが
さらに身体にもいいのであれば、最高です。

生きがいにも繋がる可能性だって大いにあります!



三つ目
日本を作ってきた人たちへの感謝を
ご本人の心に寄り添うことで伝えたいのです。

ひたすらに、戦後(戦争経験者の方もまだまだいらっしゃいます)を日本のために、家族のためにと動いてきた方たちです。
「働いてこそ価値がある」どこか、それは時代の中で人々に浸透し、生きてきたのかもしれません。

でも、年を重ねると
思うように動けなくなり、
誰かに助けてもらうことが増えてきます。

本当は、働かないと価値がない
なんてことはないはずです。
その人が生きているからこそ、回り回ってでも誰かのためになっているのですから。

本人が自分をみとめてあげる、
本人がありのままの自分に◯をあげられるように、今までたくさん頑張ってこられたことを
すごいことだとお伝えしたりもします。
がんばってきた勲章だと伝えると、涙される方もいます。

老いていく自分を受け入れることに
向き合って生きている、高齢者の方の心にそっと寄り添い、受け入れるスタンスのセラピスト達です。


まだまだ、理由はありますが
3つお伝えさせていただきました。

長いコラムをここまで読んでいただいて、ありがとうございます!!

この記事を書いたプロ

鶴留理恵

専門知識と技術、寄り添う心で癒すアロマケアのプロ

鶴留理恵(訪問専門アロマ kokoro)

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