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園田経人

未来をコントロールできる術を教える「セミナー」のプロ

園田経人(そのだつねと)

株式会社 SFPコンサルティング

コラム

保険での、正しいガンへの備え方ーガンの基礎知識③

「変わるガン治療法」ーガンの基礎知識②↓↓↓
http://mbp-oita.com/sp/sonoda/column/2296/

テレビのCMでも「ガン保険」のCMは本当によく流れています。
「自分の保険は大丈夫なのか」という方も多いのではないでしょうか。

そこでガン保険検討する上でのを基本ポイントを3つお伝えします。

①ガン保険はガンの場合しか保険金が出ない
当たり前のことですが、ガンは確かに怖いですか、入院や手術をするかもしれないリスクはガンだけでなく様々な病気やケガでも起こり得ます。
ガンも様々な病気の中の一つということです。
ガン保険も大切ですが、まずはきちんとした「医療保険」に入っているかを確認してください。
「医療保険」に入っていれば、当然ガンの時にも保険金は出ます。
ガンも病気の一つなので。
脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病...厄介な病気はガン以外にもたくさんあります。
まずはベースの「医療保険」から確認しましょう。

②入院よりも手術費用
ガンもそうですが、現代医療において入院日数はどんどん減少しています。また、ある一定の日数入院すると病院を転院せざるを得なくなります。今はそういう医療システムなのです。
これは「病室が足りない」「保険金目的の無意味な入院が多い」などの弊害をなくすため、いわゆる「小泉改革」の時に医療制度が大きく変更されたのですが、何事にもメリットとデメリットはあります。今は入院患者数が多くても経営の足しにはならないのです。代わりに薬がどんどん処方しないと経営が成り立たない、という問題も出てきています。
ま、この問題はまたいずれ。

話を戻しますと「入院日数×日額いくら」という保険では対応しづらい時代になっているということです。
「医療保険」を検討する場合、日額いくら、よりも手術費用がいくら出るか、そちらを優先的に確認するようにしましょう。

また、保険には様々なオプション、いわゆる特約、というものがあります。
以前お話しした通り、ガンの治療法も大きく変わっており、手術をしない、入院もしない、そういう治療法も多くなっています。
この場合、前述の「手術費用いくら」と「日額いくら」の保障はまったく意味を無くします。
そこで最近の主流は「診断給付金」です。
ガンになったら、脳梗塞や心筋梗塞で障害が残ったら、成人病になったら、など様々な条件下で該当した場合に一時金が出るというものです。
一時金ですので使い道は自分で選択できます。
手術するか、薬で治すか、放射線治療にする、最新の治療法を探すか、海外に行くか、治療をせずに好きなことに使うか...自由です。
また「抗がん剤治療特約」というピンポイントのモノもあります。
高額な治療が長期に渡りがちな薬物療法に備えた特約です。
自営業など、できることなら仕事をしながら治療をすることを選ばざるを得ない状況になりがちな立場の方は検討の余地はあります。

3つ目のポイントは一番重要です。
③そもそも医療費っていくらかかるのか。
ズバリ、人生で費やす医療費の平均は生涯で300万円程度です。
もちろん、生まれながらに難病を患い、ずっと治療が必要な方もいれば、まったく病院とは縁がなく人生を全うする人もいますので、万が一の保険を考えるのに」平均で語ることに意味があるかと言われればそうかもしれません。
しかし目安にはなります。

もし宝くじが1億円当たって、特に使うこともなく持っておけるのであれば保険て要りますか?

ということは、どれくらいあればいいのか、その目安を考えることは無駄を省くうえでとっても大事なんではないでしょうか。

日本には様々な社会保障制度があります。
それを賄うために毎月給与から天引きされています。
結構な額です。単純に計算しても普通の人でも人生の稼ぎの2割くらいは国に納めています。

ではそれがどんな時に返ってくるのか。

社会保障制度の詳細はまたいつかにするとしてこれだけは知っておいてください。

『高額療養費制度』
ざっくり言いますと、「一月の医療費が約10万円を超えた分は国が払ってくれる制度」です。
長期になればさらに自己負担は減ります。

例えばガンになって2年間入院や手術を繰り返した場合でも述べ120万くらいです。ま、治療方法にも寄りますがすべて保険診療内で行ったとすれば月平均5万円です。
ガン診断給付100万円、日額5000円で100日で50万円、手術で20万円、などでも賄えるんです。

病気にならない確率も考慮して、保険はミニマム+貯蓄(500円玉貯金とか最高です)をお勧めします。
5百円玉貯金はいいですね。
ちょっと厳しいですが仮に毎日500円ずつ貯金できたら、月に15000円、年間で18万円、10年で180万円、20年で360万円です。

ここ10年、入院しましたか?手術しましたか?
統計的にも長期入院したり病気で手術したりの大半は60歳以降です。
働いている間は入院したくてもできない、なんて人も多いと思います。
保険は保険事由でしか返ってきません。貯金は何にでも使えます。

高齢になり、既往症もあり、「子や孫に迷惑をかけたくないから保険に入りたい」という相談がよくあります。
でも残念ながらもう保険には入れません。
それでもはいれる保険は何かあるかもしれません。
そういう時、私はこう答えます。
「迷惑かけないでいいように元気で長生きしてください。そしたら保険も要りません」
「どうしても不安なら保険に入ったつもりで毎月5000円でも10000円でも貯金してください」
と。
煙草でもワンカップでも買おうと思ったらその分を貯金箱に。
1日1つなら3日で2つにして3日に1回貯金箱へ。
と。


万が一の際にすべてを保険で賄おうとすると高くなります。
「手出しが少なくなって助かった」程度の額で準備するほうが無駄は省けます。
また突然の出費でも対応できる額は保険で準備する必要はないです。
例えば通院したら3000円もらうために月々200円の特約を付ける、など。
15か月に1度通院しないと元取れませんよ。
だったら毎月200円ずつ貯金のほうがいいです。



そもそも保険会社が成り立っているということは、支払総額よりも収入が多いってことですもんね。

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2018-02-05
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