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コラム

神護 FINAL ~全てを失った時期~

2016年4月27日

救急病院で検査の結果、脛は折れていませんでした。

それだけでも良かったです。

「まだ続けられる」

足を引きずりながら東京の街を歩き、飛行機でも足の痛みで席に座れず空席の最後部に寝かせてもらいました。

飛行機の天井を見ながら、不思議と悔しさはなく、自分が【弱い】ということを認識しました。

今までは自分を過信していて、逆にそれが反骨心を生み、良かった部分もありました。

勘違いだったからこそやってこられた部分がありました。

でも、やっと気がつきました。【自分は普通に弱い】ということに。

「どうすれば勝てるのか・・・勝ちたい・・・」

【弱い】ということを受け入れることができた瞬間、【辞める】という選択肢はなくなりました。

このまま「プロ」だと言って生きていけない。「元プロ」なんて死んでも言えない。

この時にはもう【キックボクシング】のことしか頭にありませんでした。

今思えば、この時期からもうキックボクシングに夢中でした。

自分では気づいていませんでした。

【東京で勝ちたい・・・】

その事だけを考えて練習に没頭しました。

「最初から最後まで手を出し続けていれば最低でも判定で勝てる」 
そう決めて臨んだ東京3戦目は1R後半にはスタミナが切れてドロドロの判定負け。

誰が見ても面白くない試合。

「これがプロの試合か?」と聞こえてくる内容。

けれど自分に悔しさはありませんでした。むしろ清々しい気持ちにさえなりました。

「生きている・・・今までの東京の試合で一番ダメージが少ない・・・」

もうプライドなど全くありませんでした。

勝つ為に1Rから全力で攻めた。その結果、今回はダメだった。怪我がなかっただけ成長した・・・けどスタミナがないな・・・。

勝つ為に全力を尽くし、1試合に1つ新しいことを試し、新たな課題を1つ見つける。

もう3回も負けた。連敗した。もう何回負けてもいい。最後に強ければいい。今はキックボクシングを続けられればそれでいい。

考え方も、性格も変わり始めたのがこの時期でした。

悩むこと、考えること、どんな状況でも前を向くこと。

才能もない、自信もない、実績もない、何もない自分にできることは一つだけでした。

練習、練習、練習の毎日。

ひたすら走り、我武者羅にサンドバックと向き合う日々・・・けれど目標だけは辛うじて失っていませんでした。

【K-1MAX出場】というかなり小さくなった希望の光。

この光をなんとか見失わないように必死に追いかけていました。

そしてついに連敗を脱出し負けない時期が到来しました。

しかし、この時期に自分の【真の弱さ】を知ることになるのです・・・。

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