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神護(しんご)

PRINCE KICK BOXING CLUB (プリンス キックボクシング クラブ)

コラム

創造的人生から現実的人生へ

2015年3月12日

「創造的人生の持ち時間は10年だ。芸術家も設計家も同じだ。君の10年を力を尽くして生きなさい」

「風立ちぬ」の中で出てくるセリフだ。

自分はキックボクシングを始めたのが2004年6月1日、最後に試合をしたのが2014年6月1日だった。

ちょうど10年。

キックボクサーとしての創造的人生とは「試合に対する意欲がある期間」と言えるかもしれない。

自分はキックボクサーとして成長したいという意欲は衰えていないけれど、試合に対する意欲というのは10年で皆無になった。

同じように、自分の尊敬する先輩の現役期間も10年で、引退を決意した理由は「負けても悔しくなくなった」だった。

当時の自分は強くなることに頭がいっぱいで負けて悔しくないという意味が理解できなかった。

「試合に慣れてしまった」のかなと想像するくらいだった。

しかし今は自分にも先輩の気持ちが理解できる。

身体を酷使し、我武者羅に物事へ打ち込める期間が10年。

その結果・・・身体のエネルギーと物事に対する「新鮮さ」が10年間で減ってくるからだと思う。

負けたことに対する「ナニクソ根性」、負けたという出来事から受ける「刺激」がなくなってくる感覚だ。

しかし、「人生」という期間で観れば「創造的人生」もまた人生の一部でしかないと思う。

創造的人生で得たものを活かして「現実的人生」を生きていかなければならない。

その現実的人生で生き残る為に必要なものを創造的人生で手に入れる為「君の10年を力を尽くして生きなさい」と言っているのだと思う。

人としても、キックボクサーとしても、自分の創造的人生の10年は終わったのかもしれない。

しかし、幸いなことに人としても、キックボクサーとしも、今後の現実的人生は自分にとって方向性が同じだ。

キックボクシングを極めるとこと、キックボクシングジム経営者というのは相乗効果があるものだからだ。

自分が強くなることは経営にも活かされるし、経営者として成長することはキックボクサーとしての環境も充実する。

自分の中には理想の会長像(ジム経営者)というものがある。

「キックボクサーとしても社会人としても最強」を目指す会長だ。

自分は生涯、一キックボクサー(職人)で在りたいと思っている。

強さへの探求はまだまだ続いていく。

これからの課題は衰える身体的能力をいかに経験と技術で上回っていくか。

宮本武蔵が29歳で自分が身体能力で勝ってきたことを悟り、理で勝つことを目指して姿を消したように・・・

社会人としても自分を変えてくれたキックボクシングを広める為、応援してくれる家族、一緒に夢を追ってくれる社員を守る為にも最強を目指して努力していく。

もう華々しいリングに立つことはないかもしれない。

命をすり減らす戦いはできないかもしれない。

あんなに刺激的な時間はないかもしれない。

けれど、「君の10年はどうだった?力は尽くせたか?」と問われたら・・・

「目標としていた舞台には間に合いませんでした。しかし満足しています。自分の決めた環境で力は出し切りました。その過程で新たに人生の目標を見つけることができました。今となっては目標の舞台に立たなくてよかったとさえ思います。自分にとってキックボクサーとしての目標は人生の目標を見つける為のものだったのではないかと思います」

現実的人生へ、第二章をまた懸命に生きたいと思う。

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