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三代晃久

いつまでも元気に生活するための心と体を応援するプロ

三代晃久(みしろあきひさ) / 柔道整復師

プラトー大分リハビリデイサービスぷらす南大分

コラム

「6月4日虫歯予防の日」歯のケアを行うと社会保障費が抑えられると言うスゴイお歯無し

2021年6月4日 公開 / 2021年6月5日更新

テーマ:認知症予防

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 認知症予防歯周病 治療歯周病 予防

「6月4日虫歯予防の日」歯のケアを行うと社会保障費が抑えられると言うスゴイお歯無し



先日、歯科医で歯と認知症の関係を

書いた本を教えて頂きました。
今回は前回のお話の続きです※前回のコラムはこちらから

この本は認知症専門医である

長谷川嘉哉先生が掛かれた本で

偶然にもこの本を教えてもらう前に

長谷川先生のブログをまとめた

無料Ebookをダウンロードし

メルマガを登録したところでした。

認知症専門医・長谷川嘉哉先生のブログ
http://yoshiya-hasegawa.com/blog/

岐阜県土岐市に土岐内科クリニックを

開業されている先生で

認知症専門外来ながら

歯科用チェアユニット(歯科用治療イス)

を設置している程、歯と認知症の関係を

深く追求している先生です。

この本が2018年に書かれたのですが

ホームページを見ると

2020年にはクリニック敷地内に

歯科医院を誘致開業されています。

本の中には、たった一度の歯のケアで

認知症状が改善された症例などが

紹介されています。

今までの認知症の治療については

薬を服用する事で症状を緩和したり

悪化を遅らせる事が現在の常識ですが

この先生はお口の中をケアする事で

症状を改善させると言う事に着目し

実戦されている認知症専門医です。

この本の中に認知症の方の

お口の中は「まるでゴミ屋敷」

と言う内容があります。

うちのデイサービスでは

朝いちばんに来所すると

先ず、うがい手洗いを行いますが

食べかすが驚くほど出て来る方が

数名いらっしゃいます。

その方達を照らし合わせると

驚く事に全て認知症の方なのです。

そして総入れ歯の方にも

認知症の方が多くいらっしゃいます。

この本の前書きに

『噛み続けることができれば

いくつになっても

脳は生き生きとよみがえるのです。

つまり歯を守る事は

脳を守る事なのです』と

書かれています。

これは日々認知症の利用者さんと

接している中で

いかに口腔ケアが大事かと

言う事でした。

65歳以上の5人に1が認知症

になると言われる時代

もっと早くから歯のケアを

行うシステムが構築されれば

認知症は防げるのかもしれません。

正直、デイサービスには

歯のケアを行うと加算できる

口腔機能向上加算と言うのがあります。

算定条件は「口腔機能が低下している

又はその恐れのある利用者に対し

言語聴覚士や歯科衛生士、看護職員等が

共同して口腔機能改善管理指導計画を

作成し、計画に基づく適切な口腔機能向上

サービスの提供、定期的な評価、計画の

見直し等の一連のプロセスを行うこと」

となっています。

しかし全国のデイサービスで

この加算を行っているのは

9.8%と言われています。

これだけ口腔ケアが大事だと

言われているのに

なぜ、全国の1割にも満たない

デイサービスにしか加算を

して無いのでしょうか?

実はここにも、人員的、

事務的な問題があります。

この加算を算定する為には

めんどくさい書類の作成があります。

看護師さんは常駐していますが

専門家ではありません。

歯科医との連携も必要となります。

もし、書類の不備あった場合は

過去数年にわたっての

加算分を国に何十万~何百万も

返還しなければなりません。

加算できるのは月に3000円ちょっと

と報酬の割には様々な

リスクがありますので

中々加算するメリットが無いのが現状です。

と、言って加算してないから

口腔ケアをやってないかと

言われると、うちのデイサービスでは

加算無しで行っています。

全員で口腔ケア体操を行ったり

※現在、声を出したり
唾液が飛んだりする体操の為
コロナ感染のリスクを考え
一部の体操を別の体操に
かえて行っています。

食後の歯磨きケア(希望者)を

行ったりしています。

しかし、歯磨きケアは

一人に看護師さんが付きっ切りで

10分以上もかかる為

他の業務もあるので

中々時間が割けないのも現状です。

その上、事務的作業が増えれば

加算はさらに負担増で難しくなります。

結局、歯のケアを行う事で

認知症が改善されると言われても

現在のシステムでは

導入する事が難しいのです。

この本の中に「歯のケアを

変えれば、生涯医療費が

1千万円以上安くなる」と

書かれています。

この根拠になるのが

日本歯科医師協会が

全国の40歳以上、約1万9千人を

対象に行った調査で

残っている歯の数が20本以上

ある人は0~4本の人よりも

年間の医療費が平均で

17万5900円も低いと言う

結果が出ました。

1日分に換算すると482円。

つまり歯を20本以上キープする

歯のケアを続けるだけで

毎日500円もの医療費を

得する事になります。

以前のコラムでは

歯周病が認知症を改善すると

書いていますが、

実は認知症だけでなく

糖尿病や動脈硬化、脳梗塞

心筋梗塞、誤嚥性肺炎など

様々な病気を引き起こすと

言われています。

ここからは私の持論ですが

もし、歯のケアがデイサービスで

身近に出来るとしたら

これは大きな医療費や介護費などの

社会保障費が大きく抑える事が

出来るかもしれません。

しかし現状は高齢者を

歯科医に通わせる事は

家族の負担がものすごく

大きいのです。

それでなくても持病の定期受診

を各科ごとに通院しなければ

なりませんし、歯の診療は想像以上に

回数が多く予約も取り難いため

大変なのです。

現在は訪問歯科医の需要が

増えて来ていますが、

個人個人のご自宅に訪問する事で

物理的に時間がかかります。

これを現行のデイサービスの

人員基準の中にある

機能訓練指導員の国家資格者の

中に歯科衛生士を加え

リハビリを行う事で加算できる

機能訓練加算に取り込むと

口腔ケアに特化した

デイサービスを作る事が

出来るようになります。

そうすれば歯科衛生士と言う

歯の専門家がデイサービスに

常駐する事で本気の口腔ケアが

多くの高齢者に行う事が

出来る様になるのです。

本気で国が認知症の方の

数を減らし介護費や

医療費を減らしたいと

思うのであればこう言った

システムを考えるのが

本当の社会保障費を

抑える策だと思います。

財務省が、何でもかんでも

医療や介護報酬を減らす事や

国民負担を増やす事しか

考えていない中、

口腔ケアを身近にする事で

社会保障費を抑える事が

出来るのであれば

大きな改革が出来ると思います。

どうでしょう?

数字だけ見て増えた報酬を

削るのではなく

実戦的にエビデンスに基づいた

有効な抑制システムを使って

実験的でもやってみませんか?

国家戦略特別区域あたりで!

歯のケアで社会保険料を

抑えることが出来るかも

と言うお話(歯無し)でした。


デイサービスぷらすの一日を
解りやすく動画にしてみました。
是非ご覧ください。


















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この記事を書いたプロ

三代晃久

いつまでも元気に生活するための心と体を応援するプロ

三代晃久(プラトー大分リハビリデイサービスぷらす南大分)

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