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松尾隆

家族を幸せにする住まいを提案する住宅診断のプロ

松尾隆(まつおたかし)

株式会社 まちづくりコンサルネット

コラム

家を建てる! 簡単にできる意見調整の方法


「家を建てる時、夫婦の意見が合わずに大変苦労しました」という話を聞いたことがありませんか?
業者を決めなければいけないのに夫婦の意見がまとまらない。目指す暮らしや建てたい住宅のイメージがかみ合わない。モデルハウスの見方が違う。「ママ主導」で進めてほしい多忙なパパなど。
今回は、口論にならないで済み、簡単にできる意見調整の方法を紹介します。何ごとも一緒に考え・話し合い・結論がだせるご夫婦には不要です。また、意見をまとめる力があって夫婦が納得するまで待てる設計担当者がいる場合も必要ありません。


■夫婦危機を呼ぶ家づくり? 
業者を決めて土地を得ると、設計業務と契約、工事着工から竣工・入居までのスケジュールが決まります。設計業務は基本設計から始まり、広さ・間取り・外観・住設・仕様を予算内で決めていきます。ここで、夫婦の意見がまとまらずに意思決定が遅れると、土地取得のつなぎ資金の利子が増えることや工事着工が遅れて竣工が入居予定日に間に合わなくなるなどの不安が増し、大きなストレスになります。

私のセミナーでも、「夫婦の意見がまとまらずに困っています」という人がたくさんいます。
新築経験者から聞いた『任されっ放しだった奥さんの話』です。
リビングやダイニングが見渡せる対面型キッチンが欲しいと、夫にその短所長所を説明し、了承も得て、憧れのマイホームは完成した。いざ新生活が始まると、夫は「キッチンの音がうるさい・料理の匂いがこもる」などと文句をいい、私を責める。さらに、椅子式の食卓セットを一緒に見にいって新調したのに、夫はテレビの前の座卓で、一人で食事をするといいます。

家づくりを通して、「妻からいつも否定されるので、自分の意見を言わない」「図面に対しては何も言わず、実際に出来上がった後で妻に文句を言う」という夫の性格を知りました。その後、私も夫に対して「意見しない・距離をおく」ようになりました。その結果、友人や知人を招くサロン的な住宅にしたかったけれど、叶いませんでした。
楽しいはずの家づくりが辛くなったばかりでなく、新居生活を始めてからも、気まずい関係が今も続いているというのです。

性格や価値観が違うのは仕方がないにしても、夫婦仲を気まずくしないで意見をまとめる方法はないのでしょうか?


■喧嘩せずに夫婦の意見をまとめるポイント 
夫婦仲を悪くせずに、違う意見をまとめるポイントは、「気まずくしない態度」と、「合意の目途が立つこと」の2点です。そのためには、「意見を戦わせないやり方」で「意見の違いを距離の違いとして見せる」ことです。これができると、誰でも簡単に、調整する方向とかかる時間が予測できます。その結果、自信をもって次の調整作業にのぞめます。

■夫婦ワークショップで解決!
この方法は、住民参加のまちづくりで頻繁に使われる“ワークショップセミナー゛を参考に、開発したものです。以下に、「夫婦ワークショップ」の進め方を紹介します。

【1STEP】要望を書き出す
作業:夫婦別々に、生活の仕方や住宅への要望を10個
作業:ホストイット1枚に1個ずつ書き出す
気分:相手に気兼ねしないで、自由に意見を書く

【2STEEP】志向性マップに貼る
作業:夫婦交互に要望を読みあげて志向マップに貼る
気分:反論禁止だから、リラックスできて楽しい

【3STEP】志向性マップの完成 
作業:ポストイットが集まった場所を確認する
気分:夫婦それぞれの要望の違いがはっきり見える

【4STEP】世話係からの分析報告
作業:夫婦それぞれの志向性の違いを知る
作業:互いの性格と価値観の違いに気づく
作業:価値観の違いを距離として、マップ上で測る
気分:相手の価値観との距離がはっきりと見える
(世話係:専門知識を持つファシリテーターのこと)

【5STEP】夫婦の価値観のズレを再確認する 
作業:相手の要望を代読し、感想をいう
作業:調整に向けての考えをはなす
気分:夫婦で共同作業する楽しさと新しい発見
気分:意見調整の目途が立った安心感と希望



■マッサンの住まい間取り診断の紹介
前述の“夫婦ワークショップ手法゛を使って、喧嘩にならずに夫婦の意見をまとめる方法としてシステム化したのが、『マッサンの住まい間取り診断』です。この間取り診断の目的は、「自然体で暮らせる家づくり」。そしてモットーは、「変えるべきは性格ではなく行動!」、「行動を変えるには環境・住宅を性格に合わせること!」です。

●「住まい間取り診断」が、役に立てること
・夫婦それぞれの性格と価値観がわかる
・夫婦で目指す暮らしや住宅のイメージづくり
・その暮らしに相応しい夫婦のイメージづくり
・主張し過ぎたり、妥協し過ぎたりしなくなる
・夫婦が互いに信頼関係ができる
・モデルルームの見方
・住みたい場所の選び方
・業者の選び方、
・プラン決定(広さ、間取り、住設、仕様、外観、予算)
・家の良否判定(安らぎ、絆、便利、安全、コスト)


●住まい間取り診断の詳細は、下記をご覧ください。
http://mbp-oita.com/machicon/service1/

●セミナー案内は、こちらをご覧ください。
http://mbp-oita.com/machicon/seminar/

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