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松尾隆

家族を幸せにする住まいを提案する住宅診断のプロ

松尾隆(まつおたかし)

株式会社 まちづくりコンサルネット

コラム

「いい家族になる家づくり」が私の仕事

家族関係 修復 家づくり

2017年12月14日 / 2017年12月15日更新


■家庭が危ない! 
些細なことで子どもが、夫が、妻が「キレる」、ギスギスした家庭が増えています。説明できない孤立感と不安感を「キレる」という形でしか表現できない家族たち。人を招くことが少なくなった家族、すれ違う共働き家族、個人化する家族が増えるなか、未体験のストレスが家庭の奥まではいり込んでいます。
心の問題は原因がわかっても、それを治すのは難しいといわれています。つまり、「家庭問題」を「心の問題」と捉えると、容易に解決できないことになります。

■家庭問題は住宅の問題  
新学期に家庭訪問があるのはどうしてでしょう。それは、生徒の家庭状況や家族関係を知るためであり、住まいは、家庭問題が発生しそれが目に見える場所だからです。つまり、家庭問題解決のヒントが「住まい」にあるのです。
部屋が散らかるのは家族のせいだけではありません。基準となる片付け状態が決められていないことと、その家族にあった収納方式がないからです。

働く妻がイライラするのは、妻や家族のせいだけではなく、家族の生活スタイルが妻の志向に合っていないことと、妻が一人になって心を落ち着かせる時間と場所がないからです。
また、夫婦喧嘩をする夫婦が悪いのではなく、子どもに聞かれたくない、見られたくない夫婦喧嘩を思いっきりできる部屋がないからです。
多くの場合、家庭問題は心の問題ではなく、家族間の生活スタイルの違いから生まれます。また、その生活スタイルは間取りによって左右されます。だから、家庭問題は住宅・住まいの問題を解決することで治すことができるのです。

■「キレる」を減らす家のヒント  
家を建てることは、家族関係を立て直す絶好の機会です。医者は薬療法で、セラピストは心理療法で「心の治療」を行っています。建築士の私は住宅の環境療法で、「家族関係の修復」を手伝っています。
松尾流の「キレる」を減らす家づくりのチェックポイントを紹介します。
先ずは、クールダウンできる場所があるどうかです。特に子どもには、キレそうになったら逃げ込める狭くて暗いスペースが必要です。次は、共働き夫婦では夫だけでなく、働く妻にも書斎が必要になります。最後が、家族皆で共同作業する生活場面をイメージできる間取りになっているかです。
家族それぞれの性格タイプによって、スペースの必要性、設置場所、広さ、雰囲気が異なります。マッチングが狂うと逆にストレスが生まれますから要注意です。
家庭の形は、家庭の数だけあります。理想と実生活のギャップで苦しむことにならないように、雑誌や漫画、映画やテレビドラマの中の家庭を安易に、理想型にしてはいけません。

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