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松尾隆

家族を幸せにする住まいを提案する住宅診断のプロ

松尾隆(まつおたかし)

株式会社 まちづくりコンサルネット

コラム

コラム「人が先、間取りは後!」 第3回 家選びの問題点

2015年8月22日


前回(第2回)のコラムで「住まいとストレス」について述べさせていただきましたが、
「家で生活していてストレスが溜まるのか…」と意外に感じた方も多いと思います。ただ、私に言わせると、家を購入した人のほとんどがストレスの溜まる家に住んでいて、知らず知らずのうちに何らかのストレスを体内に蓄積しているのです。では、なぜそのような状況になっているのか。それは、家を購入する際に問題がある=家の選び方に問題があるからです。今回は家選びの問題点についてご説明します。

住宅を購入する人(ユーザー)の多くは、住宅設計に関する情報が不足したまま家選びをしています。ユーザーは雑誌やインターネットを通して住宅に関する情報を得ることに努力するものの、残念ながら住宅メーカーのセールスマンには知識と情報の面で太刀打ちできません。そのため、自分の希望を伝えたり形にすることができずに、セールスマンに勧められるまま購入に踏み切っているのが実情です。
ここに興味深いデータがあります。内閣府が『住宅に対するユーザーのニーズ』を調査したところ、『くつろいで疲れを癒す休息の場所』と答えた人が最も多く、次いで『家族・夫婦が団欒する場所』『家族の思い出の場』などが続き、ユーザーが住宅に“くるろぎ”や“癒し”を求めていることが分かります。一方、住宅産業協議会の調査によると『家を決定した動機』で最も多いのが『セールスマンの人柄の良さ』で、次いで『耐震性』『会社の知名度』『アフターサービス』などが上位を占めます。この二つの調査結果を照らし合わせて分かるのは、家を購入する人のニーズと家を購入した際の動機(決め手)が大きく乖離しているということです。この事は、ほとんどの住宅購入者が数千万単位の費用をかけて住宅を購入したものの、自分たち(家族)のニーズや要望が反映されていない家(=家族の価値観や行動様式に合わない家)に住んでいることの何よりの証拠ではないでしょうか。

住宅購入の手順・流れを大まかに示しますと、
①家づくりの発意(情報収集)
②出会い(土地探し・モデルルーム訪問・住宅メーカー探し)
③契約前打ち合わせ(プランの提案・見積り)
④契約後申請(設計承認・最終図面の確認)
⑤着工・引き渡し(基礎工事・上棟・竣工)
⑥入居後(点検・メンテナンス)

という流れになりますが、大切なのはセールスマンのペースに乗せられて各段階を急がないことです。たとえ歩みは遅くとも自分のペースでセールスマンに提案をさせることが大切です。そのためには第三者の専門家によるアドバイス=スマイル診断を受診していただき、各段階において家族の様々な要望を反映させ、同時にこの家は自分と家族に合っているのかどうか確認することが必要なのです。

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