- お電話での
お問い合わせ - 090-4480-6467
コラム
20年以上常に爪にカラーしてる53歳男が思うLGBTQ・ジェンダー・家族・個性のお話
2022年6月21日 公開 / 2022年6月26日更新
こんにちは、ライフコンディショニングRe;Birthの矢野ユウジです。
今日はちょっとお仕事以外のお話でもしようと思います。 んーいや、わたしのお仕事には関わるお話ではありますけどね。
昨日ある判決がありまして、「同性婚を認めないのは合憲」という大阪地裁の判決。「同性婚不受理」初の合憲判決 原告側請求を全て退ける 大阪地
中々に難しい問題で、これ判決だけみれば「なんで認めてあげないんだ!」となりますが、裁判長の説明では「今の男女での結婚を想定した法律内ではダメだけど今後はもっとちゃんと議論しないといけないね」という内容。 決して頭ごなしにダメって言ってる訳でもなさそう。
でもまぁアメリカで同性婚を済ませた方がなんで日本はいまだにダメなんや!って思うのも致し方なしですが、そもそも日本のこういう問題ってあまりにも「普通・一般」を重要視し過ぎかなって。
わたし自身は、肉体も心(?)も男性なようで、性の対象は女性の体です。
なぜ↑のような書き方をするかというと、わたしは一般でいうところの女性の心になった事がないし同性を好きになった事もないので、目に見えない形のないものを断定できる知識が無いからです。
そんなわたし、ネイルのお仕事に就いた20年以上前からずっとネイルのカラーやデザインをし続けて今はこんな
シンプルですが、ゲームのイベントの時とかは
こういうゲームのマークとか自分の職のデザインやってみたり、長年やってるモンスターハンター用の
こういう装備モチーフのデザイン作ったりしてるんですよね。
ついでに普段おうちでお仕事する時とかは
シフォンのパンツがお気に入りだったりします。動きやすいんですよねーこれ。勿論レディースのお洋服です。
で、こういうカッコしてると初めてのお客様とかプライベートでも高確率で「LGBTの方ですか?」って聞かれるんですよね。
若い人たちとかは何のしがらみも無く純粋にこちらの人間性として聞いてきたりもしますが、そういう多様な個人に接し慣れていない人達はどうしても「異質」なものとして目を向けます。
「男でネイルしてて気持ち悪い」「男が外見ばかり気にしてて軟弱」「いい歳してスキンケアとか(笑)」
まぁ色々言われたりしますw
ですがわたしはネイルはお仕事としてデザインは自分を表現する手段として、技術面では自分の練習や衛生管理の為に重要な事としてネイルをし続けているだけですし、レディースの服を買うのはわたしの好みとしてラインがキレイとかカッコイイと思えるものがレディースとして売られていたというだけなんですよね。
わたし自身肉体を女性にしたいとか男性が好きになるといった事は今までありません。それがわたしです。
でも肉体も心もそのままで同性を愛する心を持つ人もいたり、自分の肉体に違和感があり変わりたいと思う人も確実にいるわけで、それをそういう人なんだなと捉えられるくらいいろんな人と接する機会があるかどうかでも変わってきそうと思います。
でもやっぱりその多様性ってホントにすごく難しくて、最近の事でいえばトランスジェンダーの運動競技に参加はどうなのかとか公衆浴場に入場はどうなのかとか。
日本以外の国に目を向ければ、その国の主要宗教上同性愛は禁忌とされてたり、病気の蔓延を助長する行為として厳罰に処されたり。
残念ながらわたしはこれらの事に対して意見を述べられるほどの知識を持ち合わせていません。
そういった具体的な対応や憲法の改正ってそういった事を体験した人でないと本当の意味での変革って難しいと思います。 どんな事だって当事者じゃないと実体験として考えられませんからね。
正直わたしは他人から見られてるよりジェンダー問題に対してほとんど「関心」がありません。 それは「無関心」なのではなく「気にならない」からです。
女性同士のカップルが技術を受けにきていただいたら「あー仲良さそうね」ってなるだけだし、女装趣味の男性には「もっと本気で綺麗になるためにガンバレや!」って怒鳴ったりもします(←)
わたしはわたしの技術を希望する方の「結果」を出す為にお仕事に向き合うだけです。正直そこにジェンダー問題自体ありません。
勿論法的な問題は多々あり、その法的な問題が足かせになって家が借りられないとか戸籍がつけられないとかホント色々あります。
確かに日本という国が存続していく為にはこのまま人口が減り続けたらもうヤバイんで出生率は上げなきゃならないので結婚して子供増やしてねという理屈も止む無しですが、ぶっちゃけ親ガチャという言葉が生まれるくらい今の日本は「親になる」という事が誰からも教えてもらえずまぁーーーー難しい。
いっその事、養子縁組も含めて異性婚前提をやめちゃって「家族を作る」という法整備はいかがでしょうかね?
いやまぁ色々難しい事は重々承知で理想を言ってるだけですけどねw そこは「クリスマスとかブライダルはキリスト教ぶったりお正月は神様にお願いしたりという日本人特有の無節操なユルさ」を存分に発揮して、ゆるーく「家族になろうよ(福山〇治)」じゃダメですかね?w
多様性って単純に「他人を否定しない」ってだけで随分身近になるんじゃないかなーって思います。 好きなもの(人)を好き、そういう当たり前の感情を普通に出しても他人に文句言われる心配がない。 仮に苦手な人、嫌いな人がいたら突っかかってケンカ腰になるんじゃなくそっと離れる。 それだけで結構優しい世界になるんじゃないかな?ってのがわたしの希望です。
まぁ今ここで答えは出ないですけどねw わたしなりに普段から考えてることをつらつら書きました。ほんのちょっと考えるきっかけになっていただけたらなと思います。
関連するコラム
- お問合せ方法について 大分市 ネイルサロン 剝がせるジェルネイル LC Re;Birth 2023-02-14
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
矢野ユウジプロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
技術中やレッスン中は電話対応ができない場合があります。 留守番電話をご利用いただくか、LINE@やメールをご利用ください。
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。
矢野ユウジのソーシャルメディア
おすすめコラム
-
「子供の爪を切る」あなたは「爪の切り方を学んだ事はありますか?」 大分市 ネイルサロン 剝がせるジェルネイル LC Re;Birth
-
大人と一緒に子供の手先の健康を守る「子供の育爪プロジェクト」始めました! 大分市 ネイルサロン 剝がせるジェルネイル LC Re;Birth
-
「医療従事者はマニキュアをしてはいけない」という大間違い 言葉の意味と内容を正しく知って「正しい選択」が大事 大分市 ネイルサロン 剝がせるジェルネイル LC Re;Birth
-
メンズネイルって何が違うの? 対応できるお店とそうでないお店の切実な問題点 大分市 ネイルサロン 剝がせるジェルネイル LC Re;Birth
-
ブライダルネイルのあれこれ 準備は何日前から? チップ? ジェルネイル? 料金は? 成人式等にもお役立ち 大分市 ネイルサロン 剝がせるジェルネイル LC Re;Birth