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草野達也

パソコンに関する問題解決や学びをサポートするプロ

草野達也(くさのたつや)

スタディPCネット大分高城校

コラム

急げば急ぐほど、逆に仕事は遅れていく

スタディPCネット大分高城校には、職場でのパソコン作業に苦労しているという理由で、ワードやエクセルを学びに来られている20代~30代のサラリーマンの方がけっこういらっしゃる。

みなさん、仕事で必要なスキルを身に付けるために通われていることもあり、レッスンに臨む姿勢は真剣そのもの。
職場で活躍するためにスキルアップを図っている姿は、尊敬する部分もあるほどです。

ただ、このような感じで当校に通われている生徒さんの姿を見て、少し気になる点もあったりします。

急げば急ぐほど、逆に仕事は遅れていく

それは、特にエクセルのレッスンで顕著。

それがなにかというと、数字や文字の入力をする際のキーボード操作がなんとも忙しく、ミスタッチが多いという事です。
そして、課題で作成した集計表の結果を全くと言ってよいほど確認したいという事。

一見、キーボードを休みなく打つ姿はものすごく仕事が早そうな印象を与えますが、結局はミスタッチや入力ミスが多く、キータッチ全体の20~30%くらいは打ち直しに費やしています。

また、集計結果の確認を行っていないため、関数で使用するセル範囲の選択が間違って、その結果答えが間違っていることに気が付かずに課題が出来ましたと報告するケースがけっこうあります。

パソコン教室ならば上述のような事が起きたとしても特に問題にはならないかもしれませんが、仕事で入力ミスや集計間違いがあったら大変なことになりかねません。

当校としては、ワードやエクセルの使い方を教えることも大事ですが、何よりも身に付けたスキルをきちんと仕事で活用してもらう事の方が大事だと考えています。
なので、なんでそんなに焦ってキー入力したり、見直しもせずに作業をしてしまうのかを何人かの生徒さんにそれとなく聞いてみました。

急げば急ぐほど、逆に仕事は遅れていく

すると、みなさんから同じような答えが返ってきました。

どんな答えかというと、「仕事は、とにかく急げ」「仕事が遅い」「打つのが遅いやつは仕事も遅い」と言ったようなことを先輩や上司から言われているといったものでした(言われないまでもプレッシャーを感じるという事答えもありました)。

この答えを聞いて、過去の自分のサラリーマン時代の反省も踏まえて「結局仕事を遅くしているのは先輩や上司なんだなぁ」と思いました。

仕事が早く出来る事は良いことです。
ただ、その前に正確に仕事をすることの方がもっと重要なことです。

どんなに早く表やグラフを作成できても、その内容が間違っていたら何の意味もありません。
そればかりか、中途半端な間違いを犯していると、だれもその間違いに気が付かずデータを信用してしまい、その結果悲惨な結末となってしまう可能性も考えられます。
運よく間違いに気が付いたとしても、どこを間違っていたのか、ほかに間違いがないのかなどを調べていくのは、最初の作業に比べ肉体的にも精神的にも大きな負担がかかってしまいます。

そんな結果になるくらいなら、少しくらい仕事が遅くても正確な方が、結果的に仕事は早く終わります。
正確に仕事をこなしていく中で、コツをつかみ、キーを打つ速度も上がり、徐々に仕事が早くなっていく・・・

これってJリーグ発足当時に、サッカーの神様ジーコが言っていた「日本人は強いシュートを打とうとするが、それは間違っている。最初はゆっくりで良いのでゴールの枠内にボールを蹴ること。それが出来るようになったら、徐々に強く蹴っていくようにすべきだ!」という事と同じだなぁと思うんですけど、どうでしょうか?

仕事は急げば急ぐほど、ミスも多くなり結果的に遅れていくもの。
先輩も上司も、仕事に期限があることを伝えることは重要ですが、まずは、とにかく正確に仕事をするように部下に指示するようにした方が結果的にみんなの仕事が早くなると思うのですが、いかがでしょうか?

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