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加島広基プロのご紹介

特許取得から知的財産を踏まえた会社経営までを、幅広くサポート(2/3)

加島広基 かしまひろもと

発明者から弁理士となり、海外でも活躍

 出身は、兵庫県神戸市。灘中学校、高校と進み、東京大学へ入学しました。大学では「下水処理場から出た水が、どういう風に処理されていくのか」という、水質調査や研究などを行っていたそうですが、就職した『株式会社クボタ』では、実際に機械を触ったり、新しい機械の開発に携わることになります。
 「実際に工具箱を持って現場に出て、機械を分解したり組み立てたり。仕事の中で、機械の知識を得ていきました」。様々な研究開発に関わる中で、自身が発明者となることも。自分が書いた発明提案書を元に、外部の特許事務所の弁理士と打ち合わせをする機会も増えたそうです。それまでは、加島さん自身も弁理士の存在を知らなかったそうですが、「アイデアや発明を聞いて文章にして、権利にする。知財を取り扱う仕事に魅力的に感じました。自分が発明者として弁理士さんと接する中で、『頭がキレる人だな。かっこいいな』という憧れを持ったのが、弁理士の道を目指した一つのきっかけなんです」と、加島さん。

 その後『クボタ』辞め、小さな特許事務所で修行をしながら弁理士資格を取得し、大手特許法律事務所に入ります。そこでは国内の有名企業を担当し、日本だけでなく海外での特許取得についても幅広く経験と実績を積み、8年前、前職の同僚と2人で、東京都に『マクスウェル国際特許事務所』を開きました。
 大分と関わるようになったのは5年ほど前。日本だけでなく、アメリカやヨーロッパ、中国などのアジア圏での特許取得も得意としている実績や豊富な人脈を買われ、県内でも知財について先進的な企業である『株式会社トライテック』の国際特許取得に関わったことがきっかけでした。現在でも、『株式会社トライテック』の知財戦略は加島さんに一任されています。

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