オーダースーツ入門①　大分県佐伯市のオーダースーツ専門店がアドバイス

皆さんこんにちは。

オーダースーツ専門店の山口本店（山口商事株式会社）の廣瀬です。

早いもので佐伯に帰ってきてから約22年。

最初は右も左もわからず、保険の営業中心にゼンリンの地図を見ながらの飛込営業やポスティング・メーカーとの同伴営業など、いろんな営業をやってきました。

徐々にお店のスーツ販売の営業もするようになり、スーツの世界を知るようになりました。



当店は既製品のスーツ販売が主でしたが、約15年ほど前からオーダースーツを中心に販売をするようになり、今では既製品のスーツを販売することが無くなりました。

現在、大分県下を予約採寸販売中心で訪問販売をしています。



家業がスーツ販売をやっていたとはいえ、もともと洋服にあまり興味がなかった事もあり帰ってくるまでは洋服やスーツに関する知識は全くと言っていいほどありませんでした。

スーツ販売を始めたころ、自分自身の体格が大きかった（当時の身長183cm・体重100㎏）こともあり既製品のサイズはほとんどありませんでした。

当店で扱っていたとはいえ、取り扱いのメーカーに聞いても数着あるだけ。

気に入らなくてもその中から選ぶしかありませんでした。

この時こう思ってました。

「うちはスーツ屋なのに自分の好みのスーツを着る事が出来ない。どうしたらいいのか？」

その時、取り扱いのメーカーにもオーダーメイドのスーツがあることを知り、これだったら体格に関係なく自由に選べて、さらに体形に合ったスーツを選ぶ事が出来ることを知りました。

ここから、当店のオーダースーツ中心の販売スタイルが誕生しました。



もともと映画好きで特に「007シリーズ」が好きだったこともあり、スーツに抵抗はありませんでした。むしろ好きだったかもしれません。

なので、スーツの事に関していろいろと調べていくうちにどんどん好きになっていきました。

皆さんの多くはスーツに対して堅いイメージがあるかもしれませんが、スーツの歴史は一説によると16世紀ごろ「フロック」と呼ばれる農民服から発祥したものとされています。そこから、外出用に仕立てた服などに代わっていきました。

このように、もともと生活の一部であった服なので皆さんが思っているより実用的なところもあります。

まずは、堅くてビシーッとしたイメージから実用的で様々なシーンに合わせて多様に作る事が出来るということを知っていただければと思います。



これからスーツの良さや着こなしなど、いろいろなアドバイスが出来ればと思いますので、不定期ではありますが、掲載していこうと思いますのでお時間がございましたらご一読いただければと思います。