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篠原丈司(しのはらたけし) / 社会保険労務士

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コラム

休日と休暇の違いとは?

2016年7月7日 公開 / 2019年10月28日更新

テーマ:給与

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 働き方改革

労働基準法では、

「毎週少なくとも1回の休日を与えなければならない。」
と規定されています。


では、例えば1週間のうち、1日は年次有給休暇で休み、
残りの6日働いた場合は、休日を与えたことになるでしょうか?



実は「休日」と「休暇」とでは、会社を休むという点では同じですが、
全く意味が異なります。


休日は労働義務の無い日、
休暇は労働義務のある日に権利を行使して休む日という違いがあります。


仮に土日が休日であれば、その日に年次有給休暇を使って
給料を増やす、という余地はないということです。


当然と言えば当然ですね。



残業(時間外労働)の計算にも影響があります。


一般的な月給者の場合、対象となる給与額を年間平均の
月所定労働時間で割ります。

平均の月所定労働時間を算出する為には、年間の歴日数から休日数を引き、
一日の所定労働時間を掛け、12で割るという計算をするわけですが、

ここでポイントは、休暇ではなく休日を引くという点です。


つまり休日数が増えるほど残業の時間単価が上がる
ということになるわけです。
 
 

私がよく見る就業規則には、休日の項目に「夏期休暇」という
表現の休みが入っていたりします。


休日と決めていた日を休暇に変更するというのは、
不利益変更となる可能性もあるので注意が必要ですが、
早急に見直すべき項目でしょう。
 

という事で、休暇を与えても休日を与えた事にはならない
というのがクイズの回答となります。
 

休暇

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