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昆知宏(こんともひろ) / ファイナンシャルプランナー

新潟住まいのお金相談室株式会社

コラム

【流行の兆し?】ローコスト以上、注文住宅未満の家

2020年9月28日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:★失敗しない!住宅購入情報★

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 注文住宅ライフプラン 相談土地購入 ポイント

「なんかやっぱりローコスト住宅ってなあ...。」



「でも、こだわりの注文住宅にも手が届かないし...。」



新潟の家の価格。



4人暮らし想定のサイズ感で見ると、

消費税や外構・地盤改良・エアコン・カーテンなど

結局すべてコミコミの住宅費用は、



1,700万円くらいのところが最下限の

ような印象を受けます。



オプションなどを付けていくと結局は

ローコスト住宅でも1,800万円くらいが

総コストの限界。



こんな感じでしょう。



一方でローコストは「なんかなあ...」と

注文住宅の打ち合わせを進めていくと



見積はあっという間に2,000万円どころか

2,500万円をも超えて、



「んんー。やっぱり手が届かないなあ。。。」



となる。



こうした現状から、

いわゆる2,200万円程度の

(※税抜き2,000万円が基準)



”ちょうどよいところ”



で家を提供するために、

最近は中堅大手を含めセミオーダーの注文住宅に

力を入れる会社が目出つようになりました。



セミオーダー住宅とは?







セミオーダー住宅を日本語で書くと、

半注文住宅です。



ローコスト以上、注文住宅以下。

こういう具合ですね。



具体的にこれが何かというと、

家の形が真四角の2階建てに近い状態で

効率的に家を建てられるのが

まず最大の特徴です。



家の形は制限されるものの中の

間取りはまあまあ変えることができる。



そして、インテリアは自由にカスタムできます。



例えば、壁紙や床材、造作家具などを

比較的自由に選択できるので、

自分好みのテイストを実現できます



スペックは、かなりの高性能。

高性能でカスタムできる箱を買う。



こんな感じです。



デザインに比較的重きを置きたいけど

性能も妥協したくなくて、



予算を絞っていきたいといった方

のニーズに応えており、

最近のトレンドであります。



住宅の価格差を知る








一般的な4人くらいサイズの家は、

延べ床面積は32坪程度です。



この32坪程度の家がいくらで

建てられるか実際のところを見てみると、



①ローコスト1,800万円(税込)

②セミオーダー2,200万円(税込)

③フルオーダー2,600万円(税込)



現実的にはこんなところでしょう。



最近はローコスト住宅と注文住宅の

価格差がどんどん広がっています。



面積的には同じ大きさの家なのに、



①と②では400万円。

②と③でも400万円。

①と③では800万円。



こんなにも価格差が広がっているのです。



そこに中間商品であるセミオーダーが

支持をされるというのは確かに納得ですね。



新潟市の家づくりで心理的目安になっている

土地建物3,500万円以内という基準。



建物が2,200万円程度であると、

いろいろと丁度よくおさまりますよね。



あなたがもし今30代で子ども2人の

4人家族で家づくりを考えていたら、



新潟の平均である共働き年収700万円だと

ちょうど3,500万円くらいが返済の限界値

ということも関係しています。



楽でもないけど、苦しすぎもしない。

土地も建物も妥協したくない。



ちょうどよい着地点なのです。




セミオーダー住宅は土地探しが大事








いろいろと丁度良いセミオーダー住宅ですが

注意点があります。



それはコストを抑えるために建物の

形がある程度制限される関係上、

土地による影響を受けやすいということです。



これはどういうことかというと、



完全注文住宅が、



『土地に合わせてベストを考察していく』



という考え方に対して、



セミオーダー住宅は、



『土地に当てはめていく』



という考え方だからです。



建物の形が制限されている関係上、

土地の広さが十分になかったり、



近隣の建物が迫っている場合は、

日当たりがとりにくい。



リビング方向に視界が抜けていたり

そもそも土地面積が広ければ問題に

なりませんが、



新潟市の中心部で計画する場合において

全体予算3,500万円に納める場合は、



十分な広さの土地を買えることは稀であり

形の決まった家をそのまま配置すると



思った以上に日当たりが悪いという

可能性があるのです。



明るく風通しの良い家を第1条件に

求める場合は注意が必要です。



そうなると全部希望を叶えたい場合は、

さらに予算が上がってしまいます。



一方で建物のデザインに強いこだわりが

なければローコスト住宅のほうが、



より土地にお金をかけられるので、

明るく気持ちいい家に住めるかも。



なんてことだってあります。



私が言いたいのは、



松竹梅で丁度良い「竹」は選択を

しやすいのですが、



意外と中途半端に終わることも

多いということです。



それよりも正しい無理のない予算を

できるだけ早期に把握して



あなたのより望むものにフォーカスして

家づくりを進めていった方が、

総合的な満足度が上がります。



多少の借入額の差は家計改善で

埋めることだってできます。



どのみち大きな借金には変わりないので

ただ何となく折衷案を取るのは

避けておいた方がいいでしょう。

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昆知宏(新潟住まいのお金相談室株式会社)

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