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昆知宏

マイホーム購入のお金の不安や疑問を解決するプロ

昆知宏(こんともひろ) / ファイナンシャルプランナー

新潟住まいのお金相談室株式会社

コラム

賃貸にはない、住宅を所有する3つのリスク

2020年8月17日 公開 / 2020年9月27日更新

テーマ:★失敗しない!住宅購入情報★

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 住宅購入 諸費用住宅ローン 固定金利ファイナンシャルプランナー 相談

コロナ禍で家づくりを考えている人が

急激に増えているそうです。



先行きの見えない時代ですから

住宅を購入しようという人は、



減るのでは!?

と思っていたのですが、



実際は全く違った結果に

なっているようです。



そのせいもあり住宅会社は

繁盛しているところが多い様子。



確かにアパートにいる時間が増えて

そこに仕事も持ち込むとなると、



マイホームが欲しくなる気持ちは

よく分かります。



家族との時間が増える今、

家賃とあまり変わらないのであれば



家を建てようという考えになるのは

確かにそうかもしれません。



実際マイホームは悪くありません。



自分好みの空間に囲まれて、

様々なストレスから解放されるからです。



メリットが多いと思われる住宅購入ですが

今日は所有するリスクについても

考えてみたいと思います。





所有するリスク1:ローン返済リスク







所有する一番のリスクはローンで

買う場合の返済リスクでしょう。



賃貸であれば家賃が払えなくなったら

賃料のより安い賃貸に引っ越しをする

という選択肢がありますが、



所有は最初に決めた住宅ローンを

確実に返済していく必要があります。



払えなくなったら売ればいいともいかず

多くのケースでローンの額よりも

売却価格が下回ってしまうので、



その差額を貯金で用意できない限り

住宅を手放すこともできません。



ローン返済が苦しい状況で貯金が

あるケースは稀ですから、



売るに売れず身動きが取れなく

なるのは所有のリスクと言えます。



さらに住宅ローンを変動で組んだ場合

月々の返済が変動(上昇)するリスクも

がありますから



返済リスクの他にも、



”金利上昇のリスク”も

併せ持つことになります。



固定金利にしておけば金利上昇の

リスクは排除することができます。



家計に余裕がない方の場合は、

無理の冒険をしてリスクを増やさない

ほうが得策でしょう。





所有するリスク2:災害のリスク







賃貸なら災害時に建物被害に遭っても

大家さんに直してもらえます。



被害に遭ったアパートをそのまま

退去するのも自由です。



つまり体さえ無事であれば、

引っ越しや仮住まいの手間はかかりますが

金銭的な被害は最小限で済みます。



一方で所有した場合は100%あなたの

お金で修理をする必要があります。



例えば突風や大雨・大雪による被害は

近年では50年に一度の災害が

当然に起こるようになったので、



今までの常識外の災害が来るかは

前よりもリスクが高まっています。



被害に遭うかどうかは運が大きく左右するとも言えます。



このリスクを回避するためには、

火災保険に入ることです。



補償をしっかりしたものに

加入すれば大丈夫ですが、



保険料が安い代わりに補償内容が

弱いものに加入すると万が一の時に



修理費を出せずに家計が立ち行かなく

なることもあります。



考え方次第ですが可能性が低くても

一撃で家計が壊れるような状態に

なるかもしれないのであれば、



保険料が高くなってもそこはケチらずに

火災保険に入っておいた方がいいでしょう。



それにより災害時のリスクは金銭面に

おいては潰せるからです。





所有するリスク3:地震リスク








台風や大雪のような災害と地震は

実は全く考え方が異なります。



所有時の最大の弱点は実は地震です。



これはなぜかと言うと国の地震保険では、



例えば地震により建物が全壊しても

50%の額しか補償されないからです。



地震が原因での火災・倒壊・津波被害では

保険だけでは完全復活ができない

ことを意味します。



これを回避するためには、

地震保険の上乗せ特約や他の保険を

組みあわせるなどの方法がありますが、



正直保険料がとても高い維持コストを

大きく引き上げてしまいます。



資金に余裕があるのであれば、

そういう解決策もありますが、

一般的にはなかなか難しいため、



そもそも地震が来ても倒壊しにくい家

火事になっても燃えにくい家に



先行投資をするのはかなり

利に叶ってると考えられます。



建物の耐震スペックを上げて作ると

地震保険の割引も受けられます。



具体的に言うと、



耐震等級2というスペックだと30%引き。

耐震等級3というスペックだと50%引き。



かなり大きな割引率です。



ただし住宅会社が表現している

自称耐震3クラスというのではダメで、

第三者検査機関などの証明書が



割引を受けるために必要になるので

注意が必要です。



※保険に入るのは家が完成した時なので

耐震がバッチリなので割引を受けられると

思ったのに受けられなかったという

小さなトラブルはよくあります。



このように所有する金銭的リスクは

複数ありますが、



あなたの事前の行動・選択によって

回避できたりコストを抑えられたり

できます。



所有するからには万が一の時に備えて

しっかりと対策をしていおくことを

おすすめします。





PS



家を買っても安心を得たいのであれば

それらを必要経費として家計に

織り込むことをオススメします。



マイホーム予算診断サービスでは



将来に渡り

災害が起きても、



安心・安全な家計を作る前提での

リスク対策費を折りこんだうえで、



あなたの無理のない借入金額を

算出しています。

この記事を書いたプロ

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昆知宏(新潟住まいのお金相談室株式会社)

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